歳時記生活―旧暦のある暮らし―

旧暦のある暮らしに憧れて…二十四節季・七十二候を少し感じながら毎日過ごしてみたいと思います

シロツメクサ

二十四節気立夏

七十二候は蛙始鳴(かわずはじめてなく)

 

蛙は春の季語

春のヒキガエルの記事はこちら

夏に鳴くのは雨蛙でしょうか?

田んぼがあった頃は蛙がたくさんいました

今はほとんど見かけない

 

この花も小さい頃はどこにでも咲いていました

今は探すのが難しいんです
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シロツメクサ(クローバー)

シロツメクサの花が咲いたらさぁ行こうラスカル~♪」

コヤギ世代の方は歌えますよね

シロツメクサと聞くとこの歌が浮かびます

 

子供の頃はよくこの花で花冠を編みました

何も思わずちぎって摘んでたっけ

 

今はとてもじゃないけどかわいそうで出来ません

多分、四つ葉のクローバーを見つけても…

 

シロツメクサの大変さを思ってしまうから

短い時を頑張って生きているものね

 

そんなこと考えたり…

それが大人になるってことなのか

 

 

 

 

 

 

  

ナガミヒナゲシ

 

二十四節気立夏

七二候は蛙始鳴(かわずはじめてなく)

 

G.W後半は夏のような暑さ

 

最近目につく可愛いオレンジの花

あちこちに咲いています


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ナガミヒナゲシ

んっー!?

調べてみると何やら不穏な空気が…

危険外来種、駆除、悪魔?

 

もともとは日本にはない外来種

凄まじい繁殖力で特に2000年以降増えている

他の植物を阻害、在来種を駆逐する勢い

生態系を壊すといわれている

 

確かに、コヤギの小さい頃は見かけなかった

歳時記を見ても季語にはなし

でも季語も今ではもう見かけないものも多いし、新しい季語も増えるしね

言葉でさえ変わっていく

 

生態系もずっと同じではないのかも…

 

そのうち、春のイメージはどこにでも咲いているオレンジの花…なんてことになったりして

 

はっきり言えることは

ナガミヒナゲシナガミヒナゲシ

嫌われようと、どう思われようと

必死に生きています

生きていくしかない

 

みんな一緒

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

端午の節句

立夏

本日より暦の上では

夏が大好きなのでうきうきします

七二候は蛙始鳴(かわずはじめてなく)

 

そして今日は「端午の節句

五節句のひとつで別名菖蒲の節句

菖蒲は尚武の語呂合わせから、男の子の成長を願う行事になりました

 

意識しないと何もなくすぎてしまうので

 

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柏餅はもちろん食べますよ

食べたいからね

 

鯉のぼりは駅までの道では見つけられず

 

菖蒲はスーパーで買い忘れ

 

あっという間に一日が過ぎます

今も昔も一日は24時間のはずなのに…

 

ちょっと落ち着いてみよう

実はいつもそんなこと思ってる

今日から夏かぁ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ベランダビアガーデン

春の最後の節気 穀雨

七二候ほ牡丹華(ぼたんはなさく)

 

G.W真っ只中です 良い天気

5連休の人達も多いですね

 

コヤギは今日までお休み、明日から仕事です

どこかへ行きたいけれど、混んでるし…

結局、お家ビアガーデンをすることに


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外の木々の若葉がさわやか

つまみは箱根のお土産達

 

箱根旅の模様はこちら

 

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箱根の地ビール、うまい!

ここのメーカーのがお気に入り


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相原精肉店のローストビーフ


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腸詰屋のガーリックソーセージ

 

お土産ってやっぱり良いですね

箱根の思い出を語りながら夫と飲むビール

家の中じゃなくて、外だから美味しい?

 

ただベランダに出ただけなんですけどね

ちょっとのことで幸せ

幸せってこんなものかな

 

 

 

 

 

 

 

クマガイソウ (箱根)

穀雨の末候

牡丹華(ぼたんはなさく)

 

引き続き箱根

宿泊したお宿「月の花 梟」

ご主人から庭に珍しい花が咲いていると…

初めて聞く花の名前

クマガイソウ(熊谷草)


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葉っぱは扇が広がったよう

花は袋が膨らんでいるような形でとても印象的

 

調べて見ると、本当に貴重な花みたい

ラン科で山地の樹林下に多いそうです

乱獲で絶滅寸前と記載されていました

 

ご主人いわく、箱根でもこんなに咲いているところはないとのこと

4.5月に開花なので丁度見られたんですね

 

山野草が好きな方はぜひ行ってみてください

露天風呂から「クマガイソウ」が見られます

貴重な体験です

 

[今回の箱根お土産&おいしいものメモ]

相原精肉店のローストビーフ

 

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富士屋ホテルのビーフカレー


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腸詰屋のソーセージ

箱根の地ビール

 

いつ来ても箱根は良いですね

また季節を感じに来たいです

おいしいものもね


 

 

 

 

 

 

 

 

 

春の箱根旅行

二十四節気 穀雨

七二候は牡丹華(ぼたんはなさく)

 

今年のG.Wは天気が良くお出掛け日より

一泊で箱根に来ています

お目当ては「山のホテルのつつじ」

このポスター を見て、行こうと決めました

とてもキレイ、見に行きたくなる写真です


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しかし…

今現在のつつじはこちら


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すべてつぼみ…

今は便利ですね、ネットで開花情報が見られます 

芦ノ湖まで行きましたがつつじはあきらめて遊覧船へ

 
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船から撮った山のホテル

やはりつつじは咲いてない模様

どんよりしているのは急な雷雨があったため

春の風物詩だから仕方ない

 

芦ノ湖周辺は桜がまだ残っていましたよ

 

本日のお宿、仙石原の「月の花梟(あうる)」

4室しかない隠れ家温泉宿

家族経営の暖かいおもてなしが好きで、箱根に来たらここに宿を取ります


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部屋にある原泉掛け流しの露天風呂が自慢

自然の中で本当にゆっくりできます

 

食事も美味しくてついついお酒も進みます

献立はタンポポの天ぷらやセリのスープなど春がいっぱい

ご主人と山菜の話をしていたら

庭で採れた「のびる」を出してくれました


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懐かしい

子供の頃は春によく採ってきて食べたっけ

 

箱根の春は少し遅めにやってきています

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すずらん

穀雨の次候

霜止苗出(しもやみてなえいずる)

 

暖かくて、本当に春だと実感する今日この頃

日差しも強く眩しい

街はサンバイザー、日傘もチラホラ

今日からG.W

街は心なしかウキウキ

コヤギは仕事ですが、そんな街行く人を見ているだけでちょっぴり心弾みます

 

とあるお家のブロック塀下にすずらんを発見


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葉っぱのグリーンと白がさわやかで可愛い

日本ではすずらんは夏の季語でした

 

フランスでは5月1日は「すずらんの日」

愛する人やお世話になった方へ、すずらんをプレゼントしあう日

 

その日だけは、すずらんを販売する手続きや税金が暗黙のルールで免除になるそう

道端で誰でも売っていいんです

なんて小粋!

さすがフランスです

 

フランスではすずらんは春を告げてくれる花

すずらんを見ると、春が来たのを喜び感謝の気持ちで包まれるのでしょう

「すずらんの日」は、それを周りの人達と分かち合う暖かい日

 

とっても素敵な春の一日