歳時記生活―旧暦のある暮らし―

旧暦のある暮らしに憧れて…二十四節季・七十二候を少し感じながら毎日過ごしてみたいと思います

牡蛎のオイル漬け

二十四節気 大寒

七十二候は 鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)

 

大寒も残すところもあとわずか

この冬は風が吹く日が多くて、気温よりも寒く感じました

調べたら、風速1メートルで体感温度が1度下がるとのことです

木の葉が舞う程度だと風速5くらいなので、気温が8度でも体感温度は3度!

寒く感じるのも無理ないです

 

寒いのは嫌だけど、おいしくなるのは牡蠣

毎年のお楽しみ、冬が旬の牡蛎で「牡蛎のオイル漬け」を作ります


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身が縮むので大粒の牡蛎を選びます

よく洗ってピカピカに

 

レシピはクックパッドの人気レシピより


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ニンニクの香りがたまりません


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オリーブオイルに漬け込んで…

すぐ食べたくなりますが、1週間待つとおいしさアップ

白ワインといただくと最高!

 

冬は嫌いなので早く終わって欲しいけど…

冬においしいものがたくさんあるのよね

やっぱり冬がなくなるのは困ります

 

 

 

 

梅の花

小寒の末候 

雉始雊(きじはじめてなく)

 

今日は久々に暖かいと思ったら、3月上旬の気温だとか

 

仕事がお休みなので近所をお散歩

梅のつぼみはどのくらいかな

何本か梅の木を見て回ります

 

ちなみに去年の梅の記事はこちら

 

うーん、今年はまだまだ小さくて固そう

 

「あれ?!」


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咲いてます!一輪咲いてます!

陽当たりが良いのか、お手入れが良いのか?

この木だけ咲いてます

 

もう、春が近いんだなー

 

厳しい冬の終わり、どんな花よりも早く咲く梅の花

毎年あなたに会えると本当にうれしい

見るだけで笑顔になる

 

寒いのに、ありがとう

今日は本当にうれしかった

 

 

 

 

 

小正月

二十四節気 小寒

七十二候は 雉始雊(きじはじめてなく)

 

今日は小正月です

旧暦の1月15日は立春後の満月にあたり、その昔はこの日がお正月だったそうです

その名残として1月15日が「小正月」になりました

 

小正月には…

どんど焼き(正月飾りを燃やして無病息災を願う火炊き行事)が各地で行われます

小豆粥を食べるという習慣もあります

小豆の赤い色が邪気を祓うとされているのだとか

 

なるほど、赤い色ね…

ということで、今日はキムチ鍋にしました


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小豆粥ではないけれど、赤い色が邪気を祓ってくれそうだわ

 

実はこちらは、今日のおびごはんのレシピ

煮干で出汁をとったら濃厚だけどさっぱり、本当においしかった

 

赤くて辛くてうまいー!

邪気をもぶっ飛んだに違いありません

 

今年も元気で明るく過ごせますように

 

 

七草

二十四節 小寒

七十二候は 芹乃栄(せりすなわちさかう)

 

怒涛のように年末年始が過ぎました

気がついたら31日の大晦日

仕方なく正月飾りを飾りましたが、今年は一夜飾りになってしまいました

 

お正月は親戚のお家で過ごしました

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いつもは夫と二人だけなので、賑やかで楽しかった

ご飯を作らないのは楽ですなー

 

気が付くとお正月も終わってもう七草の節句

去年の七草粥の記事はこちら

 

しかし今年の7日の朝はバタバタ、仕事の後は飲み会

結局次の日の夜にやっと食べることに


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七草湯豆腐にしました

 

今年も無病息災でありますように

 

そして今年は、もう少しゆったりとした毎日を送りたいな

日々変化する季節をもっと感じ楽しみたい

ブログも5日に1回は更新したい!

 

んー、無理かな…

 

 

クリスマス

冬至の次候 麋角解(さわしかのつのおつる)

 

年末らしい寒さになってきました

12月が仕事の繁忙期のコヤギ

毎年クリスマスも、知らない間に終わっています

 

気分だけでもクリスマス、ということで


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ジャーン!

サラダの盛り付けをクリスマスリースにしてみました♪

 

味はいつものサラダですが、かなりクリスマスを感じました

少しうれしくなったけど、夜遅くこんな作業をして…

まだあれもしないと、これもしないと、なんて考えたらこのサラダ…

時間の無駄遣いか?

 

なんで毎年年末はこんなに焦るんだろう

もう年末は忙しいから何もしない!と割り切れば良いのですが…

それも出来ずにアセアセ、イライラ

 

いつかはゆっくりクリスマスの飾り付けをしたりお料理を作ったりしてみたい

コヤギの夢のひとつでもあります

 

冬至

二十四節気 冬至

七十二候は 乃東生(なつかれくさしょうず)

 

しばらくブログを書かないでいたら、あっという間に冬至になってしまいました

 

去年の冬至の記事はこちら

 

古来冬至の日は「死に一番近い日」と言われていたそうです

 

一年で一番夜が長くて太陽も一番少ない日

これから本格的に寒くなります

昔の人達にとって、冬は今よりもっともっと厳しいものだったに違いありません

死への不安を感じるのも最もです

 

「どうか無事にこの冬を越せますように…」

願いを込めて柚子湯に入って、厄払いをしたんですね

 

もちろん昔の人ほどではないですが、コヤギも冬が来ると思うと憂鬱に…

 

でも、今日が底で明日からまた少しずつ陽が長くなる

 

冬至は死と生が重なる日なのかもしれません

終わったらまた再生

どん底の次は必ず希望しかありません

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夏みかん

小雪の末候

橘始黄(たちばなはじめてきばむ)

 

季節外れの暖かさになったかと思えば、真冬の寒さになったり

この冬は一筋縄では行きそうもありません

 

七十二候の橘始黄(たちばなはじめてきばむ)

橘の実が黄色く色づき始める頃

この「橘」ってなんだろう?調べてみました

 

橘は古くから日本に自生する柑橘類

四国や九州などに自生しているそうですが、今では貴重なものだそう

 

コヤギ地方にはないものなんですね

では最近この辺で黄色くなってきたものと言えば…

柚子もそうだし…

 

よく見かけるのは「夏みかん


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同じ柑橘類だし、まぁ橘のようなものでしょ

 

夏みかんは今頃黄色くなってきますが、まだまだ酸っぱくて食べられません

冬を越して春頃になると酸味も抜けて来ます

ようやく夏に食べられるので「夏みかん」と呼ばれるそうです


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確かに、冬も黄色い夏みかんがずっーと成っていますね

夏と言うよりは、冬のイメージが強いかも

 

不思議なやつだな、夏みかん