歳時記生活―旧暦のある暮らし―

旧暦のある暮らしに憧れて…二十四節季・七十二候を少し感じながら毎日過ごしてみたいと思います

雑節

土用の丑の日

二十四節気 大暑 七十二候は 桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ) 今年はまだ梅雨が開けません それでも時々のぞく日射しは、痛いくらい強くて… もう夏がすぐ足元まで来ています 今日は土用の丑の日 土用の過去記事はこちら 土用の丑と言えばやっぱり「鰻…

二十四節気 夏至 七十二候は 半夏生(はんげしょうず) 半夏が生え始めるころ 「半夏」は「烏柄杓」(からすびしゃく)の異名。この頃までに田植えを終える目安とされてきました。 過去記事はこちら 日本の天気予報の的中率は世界でもトップクラスだそうです…

初午

大寒の末候 鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく) 今日は初午です 初午の過去記事はこちら 近所の道端にあるお稲荷様 初午の日は毎年農家のお婆さんが、新しいよだれ掛けをかけてあげています 昨晩のお稲荷様 赤色だったよだれ掛けは、一年経って色褪せて白…

立春

立春 七十二候は 東風解凍(はるかぜこおりをとく) 本日はやっと立春、待ちに待った春です 昨日は節分でした コヤギも夕食前に豆まき 家の全部の窓から外へ豆をまきます 掃除が大変なので、1ヶ所につき豆は二粒 夫が「鬼は外」 コヤギが「福は内」 近所のど…

土用の丑

大暑の初候 桐始結花(きり はじめて はなをむすぶ) 本日は土用の丑の日 土用は雑節のひとつで、実は年に4回あります 雑節の過去記事はこちら 土用は立春、立夏、立秋、立冬の前の18日間 季節が変わる前の準備期間というところでしょうか? 一般的にはまさ…

半夏生

夏至の末候 半夏生(はんげしょうず) 本日は雑節の「半夏生」 半夏生は夏至から11日目にあたり、梅雨明け間近を次げる節目 雑節の過去記事はこちら 農作業を行う上で重要な意味を持つ雑節 「半夏生」は田植えを終える目安とされてきました。天候不順などで田…

入梅いわし

芒種の次候 腐草為螢(くされたるくさほたるとなる) 本日は「入梅」 雑節の一つで昔はこの日を梅雨入りの目安としていました 〈雑節とは〉 二十四節気と同じように季節の節目を表す日 主に農作業をもとに考えられた日本独自の歴日 ちなみに「入梅」は田植え…

社日

二十四節気の春分 七二候は雀始巣(すずめはじめてすくう) 畑の脇の菜の花がきれい 今日は社日(しゃにち) あまり馴染みがないので調べてみました 雑節のひとつで土地の守護神を祀る日 春と秋の2回 春分、秋分に一番近い戊の日 農耕が暮らしの糧だった頃の日本…

春分

本日から二十四節気の 春分 七二候は雀始巣(すずめはじめてすくう) 雀が巣作りをするころ 今日はお彼岸の中日、春分の日 夜と昼の長さがほぼ同じ これから夏至まではだんたんと昼が長くなり 夜が短くなります なんかウキウキします 「暑さ寒さも彼岸まで」と…

ぼた餅

二十四節気 啓蟄 七二候は、菜虫化蝶(なむしちょうとなる) 今日は日中はポカポカ春らしい陽気 お彼岸なのでぼた餅を買いました おはぎじゃないの? おはぎとぼた餅の違い 同じものですが、春のお彼岸に食べるそれは春に咲く牡丹にちなんでぼた餅、秋に咲く萩…

新わかめ

啓蟄の末候 菜虫化蝶(なむしちょうとなる) 昨日は彼岸入 春分の日を挟んだ前後3日間が春のお彼岸 コヤギはずっと仕事です お墓参りも行かなくちゃと思いつつ… もう少し暖かくなってからね 今が旬の「わかめ」 生のわかめが食べられるのは今の時期だけ 11月頃…