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歳時記生活―旧暦のある暮らし―

旧暦のある暮らしに憧れて…二十四節季・七十二候を少し感じながら毎日過ごしてみたいと思います

切ない柚子

木や草花

今は立春の初候

東風解凍(はるかぜこおりをとく)

南風じゃなく東風?と思いますが、これは旧暦が中国からやってきた名残だそう

陰陽五行の思想では春は東を司るので東風と呼ぶそうです

 

凍った川や池の水が解けてきたら「あぁ春だな」と実感がわきますね

コヤギ地方は川や池などにはめったに氷は張りません

その代わりにコヤギは、この季節の柚子の木を見ると「春が来るんだな」と思うんです


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うちの前の農家の柚子の木

 

まだまだ実がたくさんついたまま

でもよく見ると柚子はしわしわ…もう柚子の時期も終わりです

 「冬が終わって春が来るんだな」

 

この木の柚子は毎年農家の庭先で販売されて、コヤギもとても楽しみにしています

夏は若い青柚子、冬は黄色くなった柚子

青柚子では柚子胡椒を作ります

冬の黄色い柚子は色々な料理に使います

 

この辺の農家はのんびりゆったり

柚子もまだたくさん残っているのに、放っぽりっぱなし。このまま枯れ落ちてしまうのでしょう

 

もったいないのと、食べてもらえず落ちてゆくゆずが少し可愛そうで切ないのです

 

「柚子もなくなるし、もう春なんだもんね」

毎年この光景をみるとそう思います

少しの間寂しいけど夏にはまた若い実がいっぱいなるでしょう

また今年もお世話になりますのでよろしくね