歳時記生活―旧暦のある暮らし―

旧暦のある暮らしに憧れて…二十四節季・七十二候を少し感じながら毎日過ごしてみたいと思います

葭の話

春の最後の節気、穀雨

この時期の雨は田畑を潤し、穀物の成長を助けることから「穀雨

今日はまさに夕方から穀雨

雨は嫌だけど、春のしるし

そう思うと少しうれしい

 

七二候は葭始生(あしはじめてしょうず)

あし?あまりピンとこないので調べました

葭(あし、よし)

稲科の多年草、水辺に生える

高さは2メートル以上にもなり秋に穂が成る

これで作ったすだれを「よしず」という


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おもしろいのは名前が「あし」と「よし」と二つあること

昔はあしと呼ばれていたあし

しかし、あしは→悪しのように連想させるので「よし」にしてあげたみたいです

 

名前を変えてもあしはあしなんだけど…

気持ち良くあしを見ることが出来るなら、ま、いっか…

 

人間のそんな気持ちも知らず、あし&よしはすくすく育っているのでしょう