歳時記生活―旧暦のある暮らし―

旧暦のある暮らしに憧れて…二十四節季・七十二候を少し感じながら毎日過ごしてみたいと思います

梅の実

春の最後の節気 穀雨

七二候は霜止出苗(しもやみてなえいずる)

 

草木が日ごとに青々としてきます

新しい花が次々に咲きます

 

この間梅の花が咲いていたと思ったら

もう小さい梅の実が


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これが6月には大きくなるのね

今年も梅酒や梅干し作りが楽しみです

 

去年作った梅干しもそろそろ食べ頃


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さる年だったのでいつもの倍作りました

申年の梅干しを食べると「病が去る」といわれています

由来をしらべてみました

[申梅]

平安時代、疫病が流行ったとき当時の天皇が梅干しで庶民の病を治したのが申年だった

江戸時代も申梅が言い伝えられていて、コレラが流行ったときも梅干しを食べた人々は助かった、それも申年だった

 

なるほど、さると去るをかけていただけじゃないんですね

 

この話、コヤギは断然信じます

 

自分や大切な人が病気になったとき食べるため…

去年の梅干しは残しておかないとね

12年に一度しか申年はこないから