昼顔
七十二候は腐草為螢(くされたるくさほたるとなる)
梅雨の晴れ間
昼下がり、昼顔が咲いています
その名の通り昼間に咲いて夕方にしぼむので「昼顔」
夏の道端、金網などに咲いています
最近はドラマや映画の公開で「昼顔」というと不倫のイメージが定着していますね
それはなぜなのか?調べてみました
1967年の仏/伊合作映画『昼顔』
監督 ルイス・ブニュエル
主演 カトリーヌ・ドヌーブ
美しい人妻が昼間だけ娼館で働くというところから悲劇?が始まっていく…というスキャンダラスな内容
第28回ヴェネツィア国際映画祭で最高賞である金獅子賞に輝いている異色の名作
そこからインスピレーションを受けた日本のテレビ番組が、夫のいない間に浮気する妻達を「昼顔妻」と名付けたそうです
そしてあの大ヒットドラマ「昼顔」に続いていくことに…
なるほどー!
昼間だけしか咲かない花「昼顔」から昼間の人妻の情事をイメージするなんて
なかなかおしゃれなセンス
でも、当の昼顔にとってどうなんでしょ?
割りと地味に道端で生きてきたのに…
昼顔=不倫というイメージはまだまだ続きそう
良くも悪くも一度付いたイメージはなかなか消えないものですよ
コヤギも気をつけなくちゃ