夏椿
七十二候は梅子黄(うめのみきばむ)
椿にそっくりの花発見
真っ白で美しい花です
調べると見たままで「夏椿」という花
咲いたら1日でそのままポトリと落ちます
「沙羅の花(しゃら)」とも呼ばれています
これは日本人が長い間インドの沙羅樹と間違えていて、この名前が定着したようです
俳句では、「夏椿」は夏の季語。夏椿の別称として、沙羅の花、沙羅双樹があり同じように使われています。
沙羅双樹(さらそうじゅ)
どこかで聞いた覚えが?
あ!教科書で習ったあれです
祇園精舎の鐘の音、諸行無常の響きあり、沙羅双樹(シャラソウジュ)の花の色、盛者必衰のことわりを表す
平家物語の冒頭、試験で暗記しましたよね
このはかない白い花から、平家の栄華と衰退に思いを馳せていたのでしょうか
夏椿の木の下には落ちた花がたくさん
すべてのものは移り変わる
盛んなものもいつかは衰退する
分かってはいるけど、悲しんでしまう自分がいます