歳時記生活―旧暦のある暮らし―

旧暦のある暮らしに憧れて…二十四節季・七十二候を少し感じながら毎日過ごしてみたいと思います

夏椿

二十四節気 芒種

七十二候は梅子黄(うめのみきばむ)

 

椿にそっくりの花発見

真っ白で美しい花です


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調べると見たままで「夏椿」という花

咲いたら1日でそのままポトリと落ちます

 

「沙羅の花(しゃら)」とも呼ばれています

これは日本人が長い間インドの沙羅樹と間違えていて、この名前が定着したようです

俳句では、「夏椿」は夏の季語。夏椿の別称として、沙羅の花、沙羅双樹があり同じように使われています。

 

沙羅双樹(さらそうじゅ)

どこかで聞いた覚えが?

あ!教科書で習ったあれです

 

 祇園精舎の鐘の音、諸行無常の響きあり、沙羅双樹(シャラソウジュ)の花の色、盛者必衰のことわりを表す

平家物語の冒頭、試験で暗記しましたよね

 

このはかない白い花から、平家の栄華と衰退に思いを馳せていたのでしょうか

 

夏椿の木の下には落ちた花がたくさん


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すべてのものは移り変わる

盛んなものもいつかは衰退する

 

分かってはいるけど、悲しんでしまう自分がいます