歳時記生活―旧暦のある暮らし―

旧暦のある暮らしに憧れて…二十四節季・七十二候を少し感じながら毎日過ごしてみたいと思います

半夏生

夏至の末候

半夏生(はんげしょうず)

本日は雑節の「半夏生

半夏生夏至から11日目にあたり、梅雨明け間近を次げる節目

雑節の過去記事はこち

農作業を行う上で重要な意味を持つ雑節

半夏生は田植えを終える目安とされてきました。
天候不順などで田植えが遅れたとしても、半夏生以降は田植えを行わないようにしていたそうです。

なぜなら、半夏生を過ぎて植えられた稲は秋までに十分実らず、平年の半分ほどの収穫になってしまう「半夏半作」といわれていたからです

 

こりゃなんとしても田植えを終えるしかない!

 

半夏生といえば「タコ」

タコ足のように稲がしっかり地面に根付くようにとも、滋養あるタコを食べて農作業の疲れを取ったともいわれています

 

スーパーでは「半夏生にはタコを食べよう!」キャンペーン

いつもよりタコ売り場が広がっていましたよ

早速コヤギも購入

 

「たこの緑酢」


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大好きな土井義晴先生のレシピ

にんにくときゅうりをすりおろしたさわやかな酢の物

本当におすすめ!ぜひ作って見てください

緑色が鮮やかななうちにいただきます

 

田植えはしていませんが…

やはり今の時期は疲れやすく体調も崩れがち

タウリンの多いタコを食べるというのも理にかなっているんですね

昔の人達の知恵はすごいです

ありがとうございます