寒ブリ(ソウルにて)
小寒の初候
芹乃栄(せりすなわちさかう)
引き続き真冬のソウルより
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「今の季節はブリがおいしいよ」
「韓国もブリを食べるの?」
「もちろんです」
韓国人の友人の一言でブリを食べに行くことになりました
場所は鷺梁津(ノリャンジン)水産市場
ソウルの築地みたい
新市場に移転するはずがうまくいかず、まだ旧市場もあって二つの場所で営業しています
旧市場は外なので寒い寒い
こんな極寒の中で1日働いているなんて、本当に頭が下がります
市場で食べたい魚を選び調理してもらいます
それを上の食堂に持ち込むシステム
お目当てのブリ、韓国語で「パンオ」
脂が乗っています
どーんとてんこ盛りなのが韓国流
醤油とワサビ、酢コチュジャンやにんにくなどと一緒にいただきます
歯ごたえがあって脂が乗ってておいしい!
牡蠣も山盛り
日本ではポン酢で食べたいところですがここは韓国、酢コチュジャンでいただきます
これはこれでおいしい
最後は魚のアラで辛いスープ「メウンタン」にしてもらいます
散々飲んでますが、この鍋でまたソジュ(焼酎)が進みます
「春はチュクミ(イイダコ)がおいしいです」
韓国の人も季節を感じて大切にしています
日本と同じだな
「近くて遠い国」なんて言われていましたが、行けば行くほど「近くて近い国」に感じてなりません