歳時記生活―旧暦のある暮らし―

旧暦のある暮らしに憧れて…二十四節季・七十二候を少し感じながら毎日過ごしてみたいと思います

水なす

二十四節気 芒種

七十二候は 腐草為螢(くされたるくさほたるとなる)

 

「腐った草が蛍になる」意味が分かりづらい少し変な七十二候でが、昔はそう言われていたようです

蛍の過去記事はこちら

 

スーパーで「水ナス」を見つけました


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コヤギが水ナスを初めて食べたのは数年前

大阪の岸和田という所へ行ったときです

丸くて大きな茄子を糠漬けにして売っていました

 

水ナスは大阪泉州地域で昔から栽培されている茄子

丸い卵形で皮が薄く生で食べられます

水分たっぷりで搾れるほどジューシー

地元では糠漬けにして浅漬けで食べるのが一般的

 

一口食べたときの衝撃!!

「えーっ!これ茄子?果物みたい!」

それ以来、毎年夏は水ナスの糠漬けをお取り寄せしています

 

コヤギ地方ではスーパーではあまり見かけない生の水茄子、やっぱり産地は泉州になっていました

今日は自分で糠床に漬けてみました

1日だけ漬けた浅漬けです


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茄子が太っているから、コヤギの小さい糠床は窮屈そう、、ごめんね

 

「包丁使ったらあかんよ、手で割くんよ」

岸和田の漬物屋さんに教えてもらった通り、縦に手で割いていきます


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サクサクジューシーでおいしい~

 

 

流通が発達した今日だから、遠い大阪の茄子もいただけるんですね

感謝です