歳時記生活―旧暦のある暮らし―

旧暦のある暮らしに憧れて…二十四節季・七十二候を少し感じながら毎日過ごしてみたいと思います

二十四節気 芒種

七十二候は腐草為螢

(くされたるくさほたるとなる)

昔は枯れて腐った草がホタルになると考えられていたそうです

 

コヤギの子供の頃は近所に蛍がいました

おじいちゃんと一緒に捕まえに行きます

ビニール袋に入れて持ち帰り、家に放しましたがもちろんすぐに死んでしまいました


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さすがに今はコヤギ地方で野生の蛍はいないようです

 

蛍について調べて見ました

 

蛍は成虫になってから1週間位しか生きません

その間草の露しか食べないのです

オスは交尾後、メスは産卵後すぐに死んでしまいます

卵からかえった幼虫は水の中でほとんど過ごし、その後土の中でサナギになり羽化して蛍に…

一年かけて蛍になり、1週間で死んでいく蛍

 

タイムマシーンで戻れるなら

「やめなさい!」と子供のコヤギを怒りたい

蛍は短い命を必死に生きていたのに…

 

年をとったからそう思うんでしょうか

蛍の大変な苦労、生きることの厳しさ…

蛍の気持ちになってしまうコヤギ

 

そうなら、年をとるのも悪くない?

こういう考えになれた自分が良かった

そう!やっぱり年取って良かった!