歳時記生活―旧暦のある暮らし―

旧暦のある暮らしに憧れて…二十四節季・七十二候を少し感じながら毎日過ごしてみたいと思います

ホタテの稚貝

 

雨水の末候

草木萌動(そうもくめばえいずる)

 

3月になりました

昨夜の春の嵐から一転、今日は昼間は20度まで気温が上がりました

 

お休みだったので自転車でお買い物

風が強く前に進むのが大変

でも暑いくらいのポカポカ陽気

 

スーパーの魚売り場の前で、いつものお兄さんが声をかけてくれました

「今日のオススメはホタテの稚貝!これを見ると春が来たなーって思うよね」

よし!今晩のおかずはこれにしょう


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貝殻の上に付いているミミズみたいのなんだろう、なんとなく気持ち悪いけど

 

調べてみると、寄生虫でした

見た目嫌なだけで、人体に害はないそう

大きなホタテになると、殻の附着物は取り除かれていることが多いそう

稚貝はコスト面で、そのままの状態

でもその分安く売られているのだとか

 

寄生虫の他にも、色々な生物や海藻などホタテの貝殻にはびっしり付いているらしい

そう考えると、ホタテってみんなに頼られているのね

 

殻はよーくこすって洗います

汚れが落ちておいしくなります


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ニンニクとバターで蒸し焼き

貝の旨味が出た汁がまたうまい

 

ビジュアルが苦手な方もいるかもですが、これも自然の恵みの証拠

そう考えたらうれしくて、もっとおいしく感じます

 

 春ならではのホタテの稚貝

ぜひ見つけたら食べてみてください