うぐいすはどこに?
七二候は今日から立春の次候
黄鴬睍睆く(うぐいすなく)
その年初めての鶯の鳴き声を初音というそうです
ホーホケキョと聞こえると春が来たと実感しますね
コヤギの周りでは例年もう少し遅い、3月から4月頃に聞こえてきます
うぐいすは今どこにいるのかしら
朝、仕事に行く道すがら探してみます
樹齢100年以上の木がある農家
鳥の声はたくさんしますが…
もしかしたら「ホーホケキョ」とはまだ鳴かない鶯が隠れているかもしれません
ちなみに鶯はこういう鳥
ネットで探してみました
緑がもっと濃く目の周りが白いのを想像していました。梅とよく一緒に写ってる鳥
調べたらそれはメジロだそうです
明日からも上を向いて歩きます
「うぐいすやーい」
赤ワインのビーフシチュー
立春 東風解凍
今日は昨日までの暖かさが嘘のよう
北風がピューピュー 寒い寒い
実は昨日から決めていました
今日の夕食はビーフシチュー
冬のイメージのビーフシチューだから今のうちに食べておかないと…
昨日の夜から赤ワイン1本にお肉をつけておきました。野菜くずと一緒にね
夫が糖質オフをしているので、作るのは小麦粉もルーも使わないビーフシチュー
ジャガイモの代わりにカブを入れま
[ザックリレシピ]
下準備は赤ワイン1本に牛すね肉、野菜くずをいれ一晩置きます
- お肉をフライパンで焼く
- 鍋に焼いた肉、ワインと野菜くず全部とトマトピューレを入れて1時間煮込む
- 肉を取りだし野菜くずを棄てます
- お好みの野菜をソテーして入れて煮込む
- お肉を戻し入れて完成
ポイントは、お肉を取り出した後弱火で煮込むと徐々にトロミがついてきます
赤ワインで煮込むビーフシチュー
これを食べながらまた赤ワインがついつい進んでしまいます
サラダほうれん草
立春 東風解凍
立春になってから、コヤギ地方は3月上旬の気温が続いています
なるほど昼間は氷も解ける暖かさ
春になってうれしいのだけど…
大好きなサラダほうれん草が食べられなくなると思うと少し寂しく思います
いつも行くスーパーには周辺の農家の野菜コーナーがあります
コヤギはスーパーに行ったら真っ先に直行
今はほうれん草、長ネギ、里芋、小松菜…
まだまだ冬野菜が並びます
その中でも一番のお気に入りはサラダほうれん草
冬中ずっとあったサラダほうれん草
茎が少し紫色
サラダにすると甘くておいしい
豚シャブの具材にはなくてはならない存在
「もうすぐこれも食べられなくなっちゃうんだな」と思うと急に貴重に思えてきた
春がきてうれしいのやら寂しいのやら…
切ない柚子
今は立春の初候
東風解凍(はるかぜこおりをとく)
南風じゃなく東風?と思いますが、これは旧暦が中国からやってきた名残だそう
陰陽五行の思想では春は東を司るので東風と呼ぶそうです
凍った川や池の水が解けてきたら「あぁ春だな」と実感がわきますね
コヤギ地方は川や池などにはめったに氷は張りません
その代わりにコヤギは、この季節の柚子の木を見ると「春が来るんだな」と思うんです
うちの前の農家の柚子の木
まだまだ実がたくさんついたまま
でもよく見ると柚子はしわしわ…もう柚子の時期も終わりです
「冬が終わって春が来るんだな」
この木の柚子は毎年農家の庭先で販売されて、コヤギもとても楽しみにしています
夏は若い青柚子、冬は黄色くなった柚子
青柚子では柚子胡椒を作ります
冬の黄色い柚子は色々な料理に使います
この辺の農家はのんびりゆったり
柚子もまだたくさん残っているのに、放っぽりっぱなし。このまま枯れ落ちてしまうのでしょう
もったいないのと、食べてもらえず落ちてゆくゆずが少し可愛そうで切ないのです
「柚子もなくなるし、もう春なんだもんね」
毎年この光景をみるとそう思います
少しの間寂しいけど夏にはまた若い実がいっぱいなるでしょう
また今年もお世話になりますのでよろしくね