いちご
七十二候は 玄鳥至(つばめきたる)
暑くなったと思ったら、ここ数日は3月位の肌寒さです
つばめは今頃海の上を一生懸命飛んでいるのでしょうか
つばめの過去記事はこちら
大好きな「いちご」
もうすぐ旬は終わりだと思うと、ついついスーパーに行くと買ってしまう
「あまおう」「さがほのか」「紅ほっぺ」「とちおとめ」「さちのか」
最近は本当にいちごの種類が増えました
いちごの本来の旬は4月から5月
クリスマスがあることから、12月に出荷の需要はピークになります
それに合わせて栽培技術が進み、本来の旬より早く食べられるようになったそうです
今日は買ったいちごでおやつを作りました
「いちごのショートビスケットケーキ」
昔の栗原はるみさんのレシピ
スコーンのようなサクサクしたビスケットにいちごと生クリームが最高に合います
この甘い香りとほのかな酸っぱさ
やっぱりいちごは春の代名詞ですね
貧乏草
七十二候は 雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)
半袖で丁度良い位の真夏日が続きます
さすがにもう寒くならないよね
今日はやっと衣替えをしました
外を歩くとたくさんの花が咲いています
本当に春真っ盛り
貧乏草を見つけました
よくよく見ると薄いピンクで可愛らしい花
小さい頃から貧乏草と呼んでいましたがなんでだろ?
調べてみました
本当の名前はハルジオン
別名「貧乏草」と呼ばれ、摘んだり折ったりすると貧乏になると言われている
どんな場所にも咲くので、手入れがされていない貧乏な家の庭にも生える…などから「貧乏草」の名前がついた
繁殖力があって、色々な所に咲いているからって「貧乏草」はあんまりです
でも、確かに子供の頃は怖くて摘まなかったなぁ
名前は残念ですが、そのおかげでこの花は他の花より摘まれなかったはず
良かったのか、悪かったのか…
名前ってすごいですね
桜咲く
七十二候は 雀始巣(すずめはじめてすくう)
気がついたら桜が咲いていました
去年は4月2日にはまだ一分咲きだったようで、今年は早い開花ですね
過去記事はこちら
最近悲しいことがありました
それでも慌ただしく過ごさなければならない毎日
駅前の桜
ふと気がつくと桜も満開に近い?
そういえば沈丁花の匂いもしなかった、咲いている頃のはず
白木蓮はつぼみを見ないうちに、もう美しく咲いています
ゆとりがないと春も見逃してしまうのね
普通に季節を感じるのが、当たり前だと思っていました
でも実は当たり前ではないのかもしれません
だって、辛いことや悲しいことは誰にでも必ずおこります
そんなときは季節どころじゃありません
悲しみに飲み込まれないように、必死に踏ん張り戦います
季節は知らぬ間に通りすぎてしまうのでしょう
季節を感じられること、それだけで幸せなことなんですね
ウフ・マヨネーズ
二十四節季 啓蟄
七十二候は 菜虫化蝶(なむしちょうとなる)
桜の開花宣言があったかと思ったら一転、真冬の寒さに逆戻り
今日はダウンを来てしまいました
もう春なんだなと安心していたのに、がっかりです
せめて春らしいものを食べたいな
料理の本で、「春は卵の旬」とありました
一年中出回っている卵でも旬があるのでしようか
鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)
鶏が鳥屋に入って卵を産み始める頃
立春の直前の七十二候です
その昔、鶏は冬は産卵せず春が近づくと卵を産みました。
なるほど、本来の卵の旬は春なんですね
鶏が品種改良されて一年中卵が出回る今の時代ですが、やはり春の卵はおいしいそうです
冬の間は産卵回数が減り栄養が蓄えられるためとか、冬より餌が豊富なためとか…
何はともあれ、卵の黄色は春の色
見ただけで春を感じますよね
春の卵料理「ウフ・マヨネーズ」
ウフはフランス語で卵
ビストロでは定番のオードブルだそうです
ヨーグルトとマヨネーズを混ぜたソースに半熟に茹でた卵
とっても簡単でおしゃれな一品
黄色い卵に春の光を感じました
こぶしの花
七十二候は 桃始笑(ももはじめてさく)
暖かい日が続いています
天気予報の解説では、もうダウンコートはしまってもいいとか
春を見つけに近所をお散歩
あちこちの木や花につぼみが目立ちます
こぶしの花は…
あれ?まだ咲いてない
去年のブログを見返すと、3月10日には満開でした
「こぶしと木蓮の違いの」過去記事はこちら
この冬は異常に寒かったもんね
少し去年よりは遅い開花の模様です
おっ!
少し開いたこぶしの花の中に虫がいます
花粉の中に入ってご飯タイム
花びらのベッドでくつろいだり
生き物がお腹いっぱい食べたり、安心して眠ったりしているのを見るのはうれしいです
見ているだけで幸せになりますね