お伊勢参りの旅〈2〉
小寒の末候
雉始雊(きじはじめてなく)
今日はいよいよ伊勢神宮参拝
お伊勢参りの旅〈1〉はこちら
本日のコースは二見浦、外宮、猿田彦神社、内宮の順番です
まずは二見浦へ
ここは古来より伊勢神宮を参拝する人はその前に二見浦で禊を行って、身を清めたといいます
バスで移動中に家々の玄関の正月飾りを見ていると、全部同じもののような気がします
バスガイドさんに聞いてみると、伊勢では正月だけではなく一年中、このしめ縄を飾る風習があるとのこと
それにはこんな言い伝えがあります
昔々、須佐之男命がこの地で暴風雨に遭って
困っていましたが、村人は誰も助けてくれません。その時蘇民将来(そみんしょうらい)だけが暖かく迎えてくれました
命はそのお礼に「悪病が襲うから、家の周りを茅垣で囲うように」と教えると、翌朝村人はみな死んでいました。命は立ち去る時、「悪疫が流行したら蘇民将来子孫家門と書いて門口にはるとよい」と言い残しました
以後この地方では、門口に「蘇民将来子孫家門」の木札を注連縄で飾り、厄除けとするようになりました
初めて知りました~
やはり旅って発見の連続ですね
さすが神様と共に生きてきた伊勢
今もずっと人々はこれを守って暮らしています
伊勢神宮は外宮から内宮の順番で参拝するのが良いとされています
外宮は天照大神のお食事を司る神様をおまつりしています
内宮もそうですが、正宮(しょうぐう)の一番手前まででしか私達は参拝出来ません
御垣内参拝(みかきうちさんぱい)といって、手続きを踏むと、このひとつ先まで行けるそうです
その時は男女共に正装でなくてはなりません
奥の正殿へは天皇だけが入ることが出来、皇室の方も入ることは出来ないとか
日本にそんな場所があるなんて
神秘的ですね
こちらは内宮
この後とてもイレギュラーなことが!
いつもは通してない古殿地への道が通れるようになっていました
バスガイドさんによると、人が本当に多いとき年に数回しか通れない道とのこと
4重の垣根に囲まれていて正面からは見られない正殿ですが…
なんと屋根が見えました
ありがとうございます、神様
伊勢神宮では参拝のとき、お願い事をしてはいけないそうです
したくなる気持ちを抑え、感謝の言葉を伝えました
さぁ、参拝が済んだらお楽しみのおかげ横丁へ
ビール大好きコヤギ
伊勢の地ビール「伊勢角屋麦酒」へ
焼牡蠣とクラフトビールがたまりません
もちろん「赤福」
お腹がいっぱいで二人で1つしか頼まなかったのに、お茶を二杯付けてくれました
赤福の店員さん達は、皆さんとても対応が良く親切で、旅人をもてなす気持ちがうれしいです
もう集合時間です!
ツアーなので自由に、とはいきません
でも、初めての伊勢神宮なのでツアーで良かったと思います
ガイドさんのお話が聞けるのがなにより収穫ですね
参拝、参拝の1日でしたがスムーズにバスで移動出来ました
他にも行きたいところは日本中あるけれど、また是非訪れたい
伊勢は神秘的で魅力的な街でした
お伊勢参りの旅〈1〉
七十二候は 芹乃栄(せりすなわちさかう)
年末は31日まで仕事だったせいか、あっという間にお正月も過ぎてしまいました
お正月休みの後半に、2泊3日の伊勢神宮への参拝旅行に行きました
初めてのお伊勢参り、今回はクラブツーリズムのツアーを利用しました
ツアー名は「伊勢神宮両参りと英虞湾遊覧船・専門店で食す松阪牛 5つ星の宿・賢島宝生苑に2連泊 3日間」
プレミアムステージという少し贅沢なツアー
ワクワクな旅のレビューです
出発は東京駅
その前に新幹線のビールのお供を探します
といえば、大丸へ寄らなくちゃ
大丸の過去記事はこちら
ちょっと奮発してこちらを購入
柔らかーくておいしい、贅沢です
新幹線の車窓からは大きな富士山
丁度 「新富士駅」の辺りが富士山が一番大きく見えました
お正月から縁起が良いですなー
バスの中で「ひつまぶし弁当」の昼食
お弁当ですが、出汁もついてひつまぶし気分を味わえます
この日は風が強く船は結構な揺れ
甲板に出て見ましたが、寒い寒い
風で飛ばされそうです
鳥羽で下船し、一路お宿のある賢島へ
本日から2泊する「賢島宝生苑」
お部屋から英虞湾が一望出来ます
露天風呂からは英虞湾に沈む夕陽が見られて最高なひととき
今の時期は17時頃には行かないと暗くなってしまいます
夕食は和懐石料理です
おいしい料理にお酒も進みますが、明日はお伊勢さんなのでほとほどにしなくちゃ…
明日へ続く
樫の木倒れる
二十四節気 白露
七十二候は 草露白(くさのつゆしろし)
昨夜の台風はひどかった
雨風の音で一晩中眠っては起き、起きては寝てを繰り返していました
今日はたまたま休みだったコヤギ
起きてテレビを見たら、かなり台風の被害があったようでした
近所はどうだろう…
外に出て言葉を失いました
樫の木が!!
無惨にも倒れていました
コヤギの家のすぐ裏にある樫の木
樹齢何百年か分からない位の大きな樫の木
樫の木の過去記事はこちら
なんで、なんで!?
なんで、この木なの
木はどうなってしまったの
誰にも責任はないけれど、なんで、、
ただ涙が流れます
心が痛い
なぜ、なんで、、
ごめんなさい、何も出来なくて
いつも頼ってばかりで、、
ずっといてくれると思ってたのに
ありがとうございます
ごめんなさい、、
ありがとう
ふと気がつくと
虫達の声が聞こえます
いつものように、本当にいつものように…
ブルーベリー
七十二候は 涼風至(すずかぜいたる)
暦の上では秋になりましたが連日の猛暑です
夏の暑さが毎年厳しくなっているように感じます
山梨県の河口湖のお土産にブルーベリーをいただきました
こんなにたくさーん!贅沢気分です
ブルーベリーって、コヤギが子供の頃には日本にはなかったように思います
外国のお菓子の本を読んでは、ブルーベリーに憧れたもんです
今では日本各地で栽培されていて、生のブルーベリーも身近な存在ですね
でも小さいパックでもスーパーでは値段が高いので、やっぱり我が家にとっては高級品
今日はこんなにたくさんいただいちゃって、どうしょう~♪
「ブルーベリーのタルト」
土台はマリービスケットで水切りヨーグルトと生クリーム、その上にこれでもかとブルーベリーを乗せてみました
こんなにブルーベリーを食べたの初めて…
幸せ~
フレッシュで甘酸っぱいブルーベリーが、爽やかな幸せ時間を届けてくれました
二代目ど根性朝顔
土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)
梅雨明けしたとたんの猛暑です
テレビの天気予報では「危険な暑さ」と呼び掛けています
去年、ベランダの側溝から芽を出した朝顔
「ど根性朝顔」と名付けました
ど根性朝顔の去年の記事はこちら
去年のど根性朝顔の種は、無事収穫出来きました
今年6月にその種を植木鉢へ
6月15日頃の二代目朝顔
その後、梅雨が続きましたが、やっと花が咲きました
親は側溝で苦労したけど、立派だったよ
あんたもその血を引いてるね
こんなキレイな朝顔になって…
ありがとう、また会えてうれしい
猛烈な暑さだけど、あんたは大丈夫?
あんたのことだから、暑くても寒くても関係なく頑張ってると思う
コヤギみたいに不平不満も言わず
ただ、ただ、ど根性で…