柚子
七十二候は 朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)
平年より暖かい日が続きます
今年はまだ木枯らしも吹いていません
でも着実に冬が近づきつつありますよ
自宅窓からの紅葉がキレイになってきました
昨年の紅葉の記事はこちら
近所の柚子も黄色く実っています
さっそく農家の無人販売で柚子を購入
毎年恒例、柚子酢作り
柚子酢の過去記事はこちら
この間知ったのですが、柚子には「トゲ」があるということ
動物などに食べられないよう、身を守るためといわれています
でも風に吹かれると、自分のトゲで自分を傷つけてしまうんだとか
そうか!だから多くの柚子には傷があるんですね
逆に傷がない柚子は、トゲが他の柚子に当たって自分はまぬがれたとか?
同じ柚子なのに、実った場所や風の向きで傷だらけの人生を送ることになる柚子も…
柚子を見ていて、少し悲しいような…でも少し笑っちゃうような…
これからは傷のある柚子を買ったらほめてから絞ることにしょう
傷だらけだけど仲間を守って立派だったね
今年もおいしい柚子をいただきます
ありがとう
ワイン
金盞香(きんせんかさく)
あっという間に暦の上では冬になりました
朝晩冷え込みますが、まだ冬というよりは「晩秋」と言う方がしっくり来る陽気です
15日は「ボジョレーヌーボー」解禁日
昨年の記事はこちら
秋も深まるこの季節は、ワインがおいしい季節でもありますね
この日は山梨のワイナリーへ行って来ました
富士山が目の前に見え、眼下にはぶどう畑が広がっています
お目当てのテイスティングコーナー
産地や品種で少しずつ飲み比べ
楽しくてつい飲み過ぎちゃいます
普段あまり日本のワインを飲まないので、新鮮なおいしさを感じます
〈日本ワイン豆知識〉
・日本ワイン」とは、日本国内で栽培されたぶどうを100%使用して日本国内で醸造されたワインのことを言う
・使われる代表的なぶどうの品種
白ワイン用品種の「甲州」赤ワイン用品種の「マスカット・ベーリーA」どちらも日本固有の品種
日本ワインは、最近では海外でも評価が高く
繊細な味が和食にぴったりとのことです
これから注目していきたいな
お家に帰って、またまたワインです
今年のボジョレーヌーボー
今年もおいしいです
いよいよ冬が来るんだな
ボジョレーヌーボーを飲みながら毎年思います
今年の冬も無事に過ごせますように
乾杯~
下田町歩き
楓蔦黄(もみじつたきばむ)
9月に旅行してとても気に入った「伊豆下田」へまたまた一泊旅行です
過去記事はこちら
季節はずれの下田の駅前は、人もまばらで閑散としていました
今回は下田の旧市街を歩く旅です
今回の旅の拠点となるお宿は「山根旅館」
町の中心部にあり立地抜群
前回地元の方におすすめしていただき、ここに決めました
昭和な雰囲気の素敵なお宿、もちろん温泉
優しい老夫婦が経営しています
猫のフクちゃんもおでむかえ
「今は静かになったけど、昔は人が多くてね、外がうるさくて窓を二重サッシにしたのよ」と、おかみさん
その昔は行商の人や、企業の営業の人で平日も満室だったそう
ここ山根旅館は60年以上続く老舗旅館
おかみさんの話を聞いていると、活気のあった昭和の良い時代が思い浮かびます
建物は古いですが、隅々まで清掃が行き届いていて清潔で気持ち良いお宿
素泊まりのみ一人一泊5千円です
親戚のお家にいるみたいでくつろげます
さて、夜まで下田の町をブラブラしましょう
「旧澤村邸」
なまこ壁と伊豆石を使った、歴史ある建築
これが伊豆石、今では貴重です
旧澤村邸の隣に見えた大きなすすき
素晴らしく立派なすすき!
ペリーロードは昔の色町
江戸時代から風待ち港として栄えた下田
船で物も人もたくさん集まり、大変賑わっていました
「伊豆の下田に長居はおよし,縞の財布が軽くなる…」という唄があるそうです
船から降りた船乗りが色町で散財してしまう場所だったんですね
今でもその頃の面影もあって、おしゃれなカフェなどになっています
下田の町は歩いていると、お花がきれいに飾られているお家も目につきます
こちらは「カフェ」
中は昔のカメラや調度品など、レトロで個性的な雰囲気
おいしいコーヒーが400円でした
下田はなかなか個性的なお店も目につきます
「福乃家」は古民家カフェのような食堂のような?
中に入るのに勇気がいりますが、猫好きな優しいご主人のお店です
昼も営業してるようですが、深夜も遅くまで開いてるよう
コヤギ達は夜11時くらいに行きました
焼きそばは380円!メニューはなんでも?ありすべて良心的お値段でおいしいです
ご主人は東京でジャズ喫茶を40年されていたそうです。昔の話や下田の話を色々話してくれました
「下田は静岡で初めて、去年過疎地認定されたんだよ、、地元では話題にならないけど」
なんだか寂しそうなご主人
「観光資源が豊かで良い町なのに…」
今日1日歩いた下田
下田の昔と今が交互に頭をよぎりつつ、ディープな下田の夜は更けていきます
なぜかとても心引かれる町、下田
また絶対来たい町です
梨
七十二候は 霜始降花(しもはじめてふる)
気持ちの良い秋晴れ
昼間は20度くらいで空気はさわやか
ずっとこんな天気が続けば良いな
大きな梨を買ってきました
「栃木にっこり梨」普通の梨の3倍はありそうです
うちの猫もびっくり
今ある和梨はその昔中国から渡って来て、日本で品種改良されたものだそう
旬は種類によって8月から10月
梨の皮の色で「赤梨」と「青梨」と分類されます
コヤギの実家のある所は「多摩川梨」の産地
小さい頃は家の周りは梨畑ばかりでした
その頃は赤梨は「長十郎」青梨は「二十世紀」しか無かった記憶があります
今はたくさんの種類の梨がありますね
今日のにっこり梨は「赤梨」系ですね
大きいので半分はサラダにしてみました
サーモンと梨のサラダ
レモン汁とオリーブ油、砂糖、塩、胡椒であえます
ドレッシングと梨がバッチリ合って、梨の魅力を再発見しました
肝心の梨のお味は…
甘くてみずみずしくておいしい!
こんなに大きくても繊細なお味
梨も進化していますね
ただ、昔食べた長十郎も無性に食べたくて
探していますが全然見かけません
あのザラザラした食感、でもすごく甘くて…
懐かしいけど、もう遠い昔
梨を見ると「年をとったな」なんて思う今日この頃です
柿の木
七十二候は 蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)
夏は野山にいるきりぎりすが、秋には家の戸口近くまで来て鳴く頃
去年の今頃の記事はこちら
コヤギはこの七十二候がとても好き
きりぎりすも寒くなってきて、暖かい所を探しているのかな、なんて考えたり…
なんとなく寂しさも感じるのは、きりぎりすの鳴き声が近いということは、命も残りあとわずか
冬の訪れとともに死んでしまうからでしょうか
すっかり秋らしい気温になりました
でもこのところ、毎日曇り続きでなかなか秋晴れとはいきません
近所の柿の木
なんと、樹齢350年だそうです
農家のお家にあり、そこのお婆さんが教えてくれました
350年前というと、江戸時代前期くらいからずっとここにいるんですね
人間には思いも及ばないくらい長い間
色々な事を見て、たくさんの人を見守って来た柿の木
今年もたくさんの柿が成りました
ドトール限定コーヒー(秋)
七十二候は 鴻雁来(こうがんきたる)
雁が北から渡って来る頃
鴻雁北(こうがんかえる)の記事はこちら
まだ夏日もありますが、ようやく秋らしい空気になってきました
ずっとアイスコーヒーを飲んでいましたが、最近はホットを注文する回数が増えました
毎回楽しみにしている「ドトールの限定コーヒー」
過去記事はこちら
この秋限定コーヒーは茶色とピンクのパッケージが素敵です
「インドブレンド 信州赤ぶどう」
毎回素敵なパッケージデザイン
見ているだけでも秋を感じます
ふんわりと甘さ香るお味
そんな秋のコーヒーと一緒にいただくのは、手作りの「塩キャラメルくるみ」
〈作り方〉
・くるみをフライパンで煎る
・お好みの砂糖とバター、塩、水少々を煮詰めてくるみに絡める
・クッキングシートの上で冷めるのを待つ
簡単でくるみは体に良いし、おいしいので最近はまってます
コーヒーって不思議
日々の忙しさの中、飲んでいるときはゆったりした時間が流れる
秋を感じながら飲むコーヒーで気分はリフレッシュ
さぁ、もうひと頑張り
付岩洞(ソウル秋旅)
秋分の末候
水始涸(みずはじめてかるる)
引き続き秋のソウルの旅
今日は春のソウル旅行でとても気に入った町、付岩洞(プアムドン)へ
過去記事はこちら
秋めいたプアムドンの町
いちょう並木の下には銀杏が落ちています
まずは念願のチキンの有名店へ
ここ「鷄熱社(ケヨルサ)」はソウル三大チキンと言われていて、週末は行列ができるほどだそう
パリっとしてジューシーで本当においしい!
もうひとつの名物「コルベンイククス」
混ぜないで食べるのがツウだそうです
そしてチキンに欠かせないビール
「チェジュ ウォーター エール」
見たことないビールでしたが、これが本当にうまい!!
行ったらぜひ飲んでみてください
大満足のチキンの後は山の上までお散歩です
素敵なカフェ「サンモトゥンイ」
ドラマのロケでも使われた人気のカフェです
テラス席からの眺めは最高
自然を感じながらゆっくりコーヒータイム
この先に渓谷があるというので行ってみることに
山を登ってから少し下って行くと小さい渓谷がありました
白砂室(ペッサシル)渓谷
韓国人の友達も知らなかったので、隠れた穴場スポットなのかも
水は澄んでいて、小さい魚もいます
栗の木に野生のリスもいましたよ!残念ながら写真は撮れなかった
本当にここはソウルなの?不思議な感覚
思いもよらず自然の中で、さわやかな秋を満喫しました
プアムドン、とっても魅力的で素敵な町
また絶対来たいな