カナブン
梅雨も開け土用の最中、今が一年で一番暑いときです
七十二候は
桐始結花(きり はじめて はなをむすぶ)
「ミーンミーン」
「ジージージー」
蝉の声が急に聞こえるようになりました
コヤギの家の周りは古くからの農家が多く、樹齢なん百年という木もたくさん
木々を通って涼しい風が吹き抜けます
この土地がとても気に入っています
カナブン
木が多いので虫もいっぱいいます
カナブンには毎日最低5匹は出会います
マンションの階段に転がっているカナブン
死んではいないけど弱ってる
もうすぐ死ぬんだから自分の好きな所に行けばいいのに…
木の枝で安らかな最後を迎えたいのでは?
なんで、こんなコンクリートの階段に?
見るたびカナブンについて考えるけど、もちろん分かりません
でも、カナブンは自分で飛んで来る
もしかしたら来たくて来ているのか?
いや、自分ではしたくなくてもそうなってしまってるのか?
コヤギもそうだよ、何となく分かるなー
あまりに階段の真ん中にいるカナブン
こりゃ、人に踏まれちゃう
そっと端に移動させます
ごめんね、余計なお世話かもしれないけど…
さすがに踏んづけられて死にたくはないと思うんです
年のせいか、自分が死ぬときのことを思い浮かべたり…
カナブンをじっと見つめる時間が年々増えています