さくらんぼの花
七二候は菜虫化蝶(なむしちょうとなる)
さくらんぼの木に花が咲いています
なんでこの木がさくらんぼと分かるのかと言いますと…
6月頃、実がなっているのを見ているから
さくらんぼと桜の違い
桜になる実をさくらんぼといいますが、食べられるのは黄桃と呼ばれる品種
観賞用の桜とさくらんぼがなる桜は別
ということです
花もソメイヨシノより早く咲きます
近寄ってみると
真っ白な花です
開花期にマイナス2度の低温に合うと、雌しべが凍死して結実しないそう
寒いけど、なんとか頑張って
このさくらんぼの木、ほったらかし伸び放題
完全に見捨てられているみたい
本当は剪定とか、人口受粉とか手をかけるとたくさん実がなるそうです
このさくらんぼの木にとっては、どっちがうれしいんでしょうか
期待されず、案外自由だったりして
のらぼう菜
啓蟄の次候
桃始笑(ももはじめてさく)
3月ってこんなに寒かったかしら?
コヤギはまだダウンが脱げないでいます
街中では春物コートも目立ってきました
年のせいかファッションはまだ冬ですが…
せめて食べ物だけは春に
農家の無人販売でのらぼうを買いました
のらぼうは春を告げてくれる野菜
でも全国区じゃないみたいです
コヤギ地方ではこの時期に農家の庭先で売られています
さっと茹でて、温かいうちにお醤油とマヨネーズで食べると最高です
七味もちょっといれて…
菜の花より苦味がなくて、みずみずしくて柔らかいんです
春の時期限定のお楽しみ
のらぼうのおともは北海道限定「サッポロクラシックビール」
スーパーの北海道フェアで期間限定販売していました
やっぱり限定には弱いです
三寒四温
蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)
三寒四温
3日寒い日が続くけど次の4日間は暖かい
それをくりかえして本当に春になるんだな
今の季節にピッタリの言葉…
ずっとそう思ってました
でもこの言葉は本来「冬」に使うものだと知りました
中国の冬におこる気象現象を差す言葉
三寒四温(さんかんしおん)
それがそのまま日本に伝わりました
でも日本でこの現象がおこるのは春
それで三寒四温は徐々に春先に使うようになったようです
「さんかんしおん」
言葉の響きもキレイ
寒くても次は絶対暖かい日がくる
ときめきや希望を感じる言葉ですね
やっぱり今の時期に使うのがしっくりくるな
春にピッタリな言葉だとコヤギは思います