歳時記生活―旧暦のある暮らし―

旧暦のある暮らしに憧れて…二十四節季・七十二候を少し感じながら毎日過ごしてみたいと思います

寒ブリ(ソウルにて)

小寒の初候

芹乃栄(せりすなわちさかう)

 

引き続き真冬のソウルより

過去記事はこちら

「今の季節はブリがおいしいよ」

「韓国もブリを食べるの?」

「もちろんです」

韓国人の友人の一言でブリを食べに行くことになりました

 

場所は鷺梁津(ノリャンジン)水産市場


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ソウルの築地みたい

新市場に移転するはずがうまくいかず、まだ旧市場もあって二つの場所で営業しています

旧市場は外なので寒い寒い

こんな極寒の中で1日働いているなんて、本当に頭が下がります


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市場で食べたい魚を選び調理してもらいます

それを上の食堂に持ち込むシステム


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お目当てのブリ、韓国語で「パンオ」

脂が乗っています


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どーんとてんこ盛りなのが韓国流

醤油とワサビ、酢コチュジャンやにんにくなどと一緒にいただきます

歯ごたえがあって脂が乗ってておいしい!


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牡蠣も山盛り

日本ではポン酢で食べたいところですがここは韓国、酢コチュジャンでいただきます

これはこれでおいしい

 
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最後は魚のアラで辛いスープ「メウンタン」にしてもらいます

散々飲んでますが、この鍋でまたソジュ(焼酎)が進みます

 

「春はチュクミ(イイダコ)がおいしいです」

 

韓国の人も季節を感じて大切にしています

日本と同じだな

「近くて遠い国」なんて言われていましたが、行けば行くほど「近くて近い国」に感じてなりません