歳時記生活―旧暦のある暮らし―

旧暦のある暮らしに憧れて…二十四節季・七十二候を少し感じながら毎日過ごしてみたいと思います

らっきょう

二十四節気 小満

七十二候は 麦秋至(むぎのときいたる)

 

6月になりました

店頭にらっきょうや梅が並び始めています

コヤギも早く漬けなくちゃ

いつもこの時期は気持ちが焦ります

 

今年もらっきょうが届きました

去年のらっきょうの記事はこちら

「田中さんの北条砂丘らっきょう」


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ここ3年はこのらっきょうがお気に入り

「らくだらっきょう」という種類で大きくてパリパリ!らっきょうの匂いも強い

朝掘りでその日に出荷してくれるんです

 

らっきょうは生命力が強く、あっという間に

芽がぐんぐん伸びます

届いたらすぐ下処理しなくちゃ!

 

仕事から帰って、夕食もそこそこにらっきょう仕事に取りかかります

らっきょうを洗って薄皮を丁寧に剥きます

これが大変な作業なんです

一人で黙々と…もう夜11時か…

はぁー疲れた、首肩が痛いなぁ

なんでこんなに辛い事を毎年するんだろう


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出来ました、ピカピカのらっきょう

真っ白くて惚れ惚れ

なんでなのか、とても可愛く見えます

ごめんね、らっきょう

疲れたとか辛いとか言っちゃって

 

エネルギーに満ちあふれているらっきょう

これからもっともっと育つはずなのに

ごめんね、らっきょう

 

美しく、凄まじいほどの生命力

無駄にしないように大切にいただきます