夏越の祓(なごしのはらえ)
七十二候は 乃東枯(なつかれくさかるる)
今日の気温は32度、今年初めての猛暑日
近くの神社で「夏越の祓」がおこなわれました
夏越の祓とは?関連記事はこちら
コヤギも初めての「夏越の祓」少しドキドキ
普段はひっそりしている天神さま
いつものように人はまばら
いつもと違うのは入り口に「茅の輪」がありました
茅の輪の横にくぐり方が書かれています
「水無月の夏越の祓する人は、千歳(ちとせ)の命延(の)ぶというなり」と唱えながら、左に一回、右に一回、もう一度左と8の字を書くように3度くぐり抜けます
コヤギも緊張しながらくぐります
茅の輪をくぐることで、病気や災いを免れることができるとされています
天神さまにお詣り
ふと気がつくとお願い事を3つもしています
神様の前にいくと、なんでお願いばっかりしちゃうんだろう
いやいや、今日は半年無事で過ごせた事のお礼を言わないと
まだまだ感謝が足りないコヤギ
でもこれだけはいつも思っています
神様、いつもお願いさせていただきありがとうございます
それだけで助かっています
それだけでありがたいです
カラスの巣立ち
梅子黄(うめのみきばむ)
家の前の樫の木に今年もカラスの子供が生まれました
子ガラスの鳴き声は「カーカー」じゃなくて「あ"ーあ"ー」
この声がすると、今年もカラスの赤ちゃんが生まれたんだなと分かります
樫の木の過去記事はこちら
「あ"ーあ"ー」
子ガラスの声、やけに近くで聞こえる
「あ"ーがぁーあ"ー」
窓の外を見ると向かいの建物にいました!
樫の木から巣立ち、飛ぶ練習をしているようです
まだ慣れてないのか、ずっと同じ場所でバタバタしながら鳴いています
あ母さんカラス、どこにいっちゃったんだろう
しばらくすると二羽のカラスが近くに飛んで来ました
一羽は小さいので子供みたいです
多分鳴いていた子ガラスのお母さんと、兄弟カラスでしょう
ずっと鳴いていた子ガラスは、飛んではバタバタ、また少し飛んではバタバタ…
やっと二羽に合流
「僕を一人ぼっちにしてひどいよー」
こう言ってるのか不明ですが、相変わらず「あ"ーあ"ー」と鳴いています
頑張れ、子ガラス!
厳しい世の中を何とか渡っていけますように
もうすぐ一人立ちです
うぐいす
七十二候は 腐草為螢(くされたるくさほたるとなる)
毎日があっという間に流れて行きます
気がつくと梅雨に入っていました
「ホーホケキョ ホーホケキョ」
最近うぐいすの鳴き声がよく聞こえます
毎年3月くらいから鳴き出すうぐいす
春の代名詞になっているのに、夏も鳴くの?
うぐいすの過去記事はこちら
調べてみると、「ホーホケキョ」と鳴くのは雄だけだそうです
これは雌に求愛するときの鳴き声で、繁殖期が終わると「チャッチャッ」と鳴くそうです
ということは、今鳴いているうぐいすはまだお相手を見つけられずにいるんだね
「ホーホケキョ」
声はすれども、姿は見えず
林の中をよく見てもうぐいすは見えません
ネットで探すとうぐいすはこういう鳥
「ホーホケキョ」「ホーホケキョ」
また鳴いてる
今まで美しい声で癒される~と思っていたうぐいすの鳴き声
でもこの事を知ってしまったので、今鳴いているとなんだかこちらも焦ります
「ホーホケキョ ホーホケキョ」
もう、ずっと頑張ってるね
少し休んでみたら…
でも夏はあっという間に終わるもんね
早く良いお嫁さんを見つけられますように
らっきょう
七十二候は 麦秋至(むぎのときいたる)
6月になりました
店頭にらっきょうや梅が並び始めています
コヤギも早く漬けなくちゃ
いつもこの時期は気持ちが焦ります
今年もらっきょうが届きました
去年のらっきょうの記事はこちら
「田中さんの北条砂丘らっきょう」
ここ3年はこのらっきょうがお気に入り
「らくだらっきょう」という種類で大きくてパリパリ!らっきょうの匂いも強い
朝掘りでその日に出荷してくれるんです
らっきょうは生命力が強く、あっという間に
芽がぐんぐん伸びます
届いたらすぐ下処理しなくちゃ!
仕事から帰って、夕食もそこそこにらっきょう仕事に取りかかります
らっきょうを洗って薄皮を丁寧に剥きます
これが大変な作業なんです
一人で黙々と…もう夜11時か…
はぁー疲れた、首肩が痛いなぁ
なんでこんなに辛い事を毎年するんだろう
出来ました、ピカピカのらっきょう
真っ白くて惚れ惚れ
なんでなのか、とても可愛く見えます
ごめんね、らっきょう
疲れたとか辛いとか言っちゃって
エネルギーに満ちあふれているらっきょう
これからもっともっと育つはずなのに
ごめんね、らっきょう
美しく、凄まじいほどの生命力
無駄にしないように大切にいただきます
にら
小満の末候
麦秋至(むぎのときいたる)
近所のスーパーの地元農家の野菜コーナー
いつも野菜を買うときは、まずここを見ることにしています
新じゃが、空豆や露地物のきゅうりなど、野菜も夏らしくなってきています
農家の野菜の過去記事はこちら
今日はにらを買いました
一度収穫しても、翌日にはどんどん伸びてくるにら
にらの生命力をいただき、元気をもらいます
超おすすめレシピ「にら豆腐」
大好きな土井善晴先生のレシピ
豆腐一丁ににらを刻んで塩をまぶすだけ
ごま油をたっぷりかけていただきます
土井先生のレシピの中でも我が家で登場回数が一番!10日に一回は作ってるかな?
でもやっぱり春から夏にかけてのこの時期のにらがおいしさ一番!
食べ物の力をいただいて生きている私達
伸び盛りのにらの命をありがとう
深大寺散歩
七十二候は 紅花栄(べにばなさかう)
今日は仕事が休みなので深大寺へお蕎麦を食べに行くことにしました
コヤギの家からバスですぐの深大寺
都内では浅草寺に次ぐ古刹、平日でも多くの人が訪れます
蕎麦が名物で、周辺にはたくさんのお蕎麦屋さんが 立ち並んでいます
今日は林の中にある「玉乃屋」さんへ
新緑の気持ち良いこの季節、外のお席がおすすめです
「鴨つけ汁の十割蕎麦」
鴨肉を卵の黄身に付けて食べるのがうまい!
腹ごなしにお隣の神代植物公園へ
薔薇園が有名で、ちょうど今が春の薔薇が真っ盛り「バラフェスタ」も開催中
観光バスも来ていました
コヤギが一番好きな雑木林
武蔵野の面影を感じなから森林浴
冬は松ぼっくりも拾えます
温室の中で見たことのない花が咲いています
「ヒスイカズラ」フィリピン原産地
なんて鮮やかなエメラルドブルー
この色は日本よりフィリピンにあるのが似合いますね
五月の花の展覧会
夫と「どれが好き?」と言いながら見ます
コヤギはこのピンクと白のケーキみたいな可愛い盆栽を選びました
夫とはいつものことですが趣味が合いません
ほんの3時間くらいのショートトリップですが、季節の花や木々、風や日差しの匂い…
案外近いところに癒しがあるのかも…
近いところに新しいことがあるのかもね
空豆
二十四節季 小満
七十二候は 蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)
初夏のこの時期のお楽しみ
今年も「空豆」の季節がやってきました
昨年の空豆の記事はこちら
さやから剥いた空豆はピカピカ
皮の黒い部分に切れ込みを入れて、茹でます
このひと手間がおいしくなるのよね
今日は大好きな土井善晴先生の「おかずのクッキング4/5月号」よりポテトサラダを作ります
新じゃがは水っぽいのでポテトサラダには不向きですが、あえて新じゃがを使用しました
新じゃが、新玉ねぎ、空豆を入れて
「ポテトサラダ(手作りマヨネーズ)」
食卓で混ぜて食べるんです
フレッシュで新鮮なポテトサラダ
この時期ならではの幸せ
空豆、、
「いっぱい食べたい」と思うけど、じつは少し食べるのが美味しかったりして…
短い時期しか食べられないから、美味しかったりして…
ごめん、空豆
それを言っちゃあおしまいよ、ですね