歳時記生活―旧暦のある暮らし―

旧暦のある暮らしに憧れて…二十四節季・七十二候を少し感じながら毎日過ごしてみたいと思います

野菜

四葉きゅうり

二十四節気 小暑 七十二候は 鷹乃学習(たかすなわちがくしゅうす) ずっーとどんよりジメジメ、お日様はどこへいってしまったんでしょうか 今年の梅雨は梅雨のお手本のようです 少し前まで3本150円だったきゅうりも、290円に!日照不足で不作のようです 近…

新生姜

二十四節気 夏至 七十二候は 乃東枯(なつかれくさかるる) 夏枯草(かこそう)が枯れる頃 夏枯草の過去記事はこちら 今は保存食の季節 梅干し、らっきょう、新生姜 気ばかり焦るし、この時期は毎年イライラします 楽しみにしているのになんでだろう? 〔理由…

水なす

二十四節気 芒種 七十二候は 腐草為螢(くされたるくさほたるとなる) 「腐った草が蛍になる」意味が分かりづらい少し変な七十二候でが、昔はそう言われていたようです 蛍の過去記事はこちら スーパーで「水ナス」を見つけました コヤギが水ナスを初めて食べ…

筍梅雨

二十四節気 穀雨 七十二候は 牡丹華く ゴールデンウィークの前半はジメジメした雨が続きました 天気予報では「筍梅雨」という表現 筍梅雨とは… 伊豆地方の漁師が、筍の出る頃に吹く南風のことをそう呼んでいたとか 雨を多くともなうことから、いつしか筍の生…

菜の花

二十四節季 春分 七十二候は 雀始巣(すずめはじめてすくう) 昨日は春分の日 お彼岸の中日でした 過去の春分の記事はこちら 東京では昨日桜の開花宣言が発表されました 家の近所では色々な花が咲きだしています こぶし、木蓮、ミモザ、下を見れば菜の花、ペ…

三浦大根

二十四節気 雨水 七十二候は 草木萌動(そうもくめばえいずる) 暖かい日の後は冷たい雨、またぽかぽか陽気 確実に春がやってきています 先日行った三浦三崎で買ってきた「三浦大根」 過去記事はこちら 三浦大根は神奈川県の三浦半島の特産の大根の品種です …

河津桜(三浦海岸)

雨水の次頃 「霞始靆」(かすみはじめてたなびく) この時期早咲きの桜「河津桜」を見に三浦海岸まで出掛けて来ました 「みさきまぐろきっぷ」というお得なきっぷを品川駅で購入 往復の京急線と京急バスフリーパス、お昼ご飯と施設やお土産などに使えるパス…

柚子こしょう

秋分の末候 蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ) 玄関のドアを開けると「金木犀」の香りがフワッと漂って来ました もうそんな時期なのね 金木犀の過去記事はこちら 昨夜も雨だったせいか、当たり一面に金木犀の強い匂いが立ちこめています 今日は少し二日酔…

タバスコ作り

二十四節気 白露 七十二候は 鶺鴒鳴(せきれいなく) ここ数日気温が急に下がりました やっとあの暑さから解放されるのね 秋っていいなぁ 毎年夏はハラペーニョでタバスコを作っています 過去記事はこちら しかし、農家の無人販売でいまだにハラペーニョを見…

山形のだし

大暑の次候 土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし) 台風のあとはまた猛暑が続きます 大雨も大変ですが、やっぱり雨は必要です 猛暑の影響か、野菜が高くなってきました 今日は「山形のだし」を作りました 「だし」は山形の郷土料理 数年前、山形県在住のアメ…

えごま

二十四節気 大暑 七十二候は 桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ) テレビでは、連日この夏の異常な暑さを取り上げています 楽しいはずの夏なのに… 今年は何か言い様のない不安と共に過ぎていきます 農家の野菜コーナーで、今が旬の「えごま」を見つけまし…

らっきょう

二十四節気 小満 七十二候は 麦秋至(むぎのときいたる) 6月になりました 店頭にらっきょうや梅が並び始めています コヤギも早く漬けなくちゃ いつもこの時期は気持ちが焦ります 今年もらっきょうが届きました 去年のらっきょうの記事はこちら 「田中さんの…

にら

小満の末候 麦秋至(むぎのときいたる) 近所のスーパーの地元農家の野菜コーナー いつも野菜を買うときは、まずここを見ることにしています 新じゃが、空豆や露地物のきゅうりなど、野菜も夏らしくなってきています 農家の野菜の過去記事はこちら 今日はに…

空豆

二十四節季 小満 七十二候は 蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ) 初夏のこの時期のお楽しみ 今年も「空豆」の季節がやってきました 昨年の空豆の記事はこちら さやから剥いた空豆はピカピカ 皮の黒い部分に切れ込みを入れて、茹でます このひと手間がおいし…

たけのこ

二十四節気 清明 七十二候は 虹始見(にじはじめてあらわる) 春、雨上がりに空に初めて虹がかかる頃ころ 2日間冷たい雨でしたが、今日は良いお天気 気温もぐんぐん上がりました 今年の春は寒暖差が激しいです 「雨後の筍」 雨が降ったあと筍が次々と生えて…

春の山菜

二十四節気 雨水 七十二候は 霞始靆(かすみはじめてたなびく) 吹く風は冷たいですが、春の匂いを感じます スーパーへお買い物 菜の花、スナップえんどう、筍 野菜売り場はもう春が訪れています 行者にんにくとのびるを見つけました 本当は4月から5月が最盛…

野菜だけのクリームシチュー

二十四節気 小寒 七十二候は 水泉動(しみずあたたかをふくむ) 地中で凍っていた泉の水が溶け動き始める頃 ほんの少し春の兆しがあるのでしょうか いやいや、今年はそんなわけはないです 本当に寒い!日本列島に寒波が来ています 大雪で大変なことになって…

七草粥

二十四節気 小寒 七十二候は 芹乃栄(せりすなわちさかう) 今日は五節句の一つ「人日」 七草粥を食べる事から「七草の節句」とも言われていますね 今年一年の無病息災を願って、コヤギも毎年食べています 今日でお正月も終わりだな 毎年七草粥を食べながら…

冬野菜

大雪の次候 熊蟄穴(くまあなにこもる) 最高気温8度、今年の冬は寒いです いつも行くスーパーの、地元農家の野菜コーナーも、すっかり冬の野菜になりました 農家の野菜コーナーの過去記事はこちら 白菜、ブロッコリー、長ネギ、大根、柚子 ここには、今の季…

松茸小屋(信州日帰り旅)

二十四節気 霜降 七十二候は 楓蔦黄(もみじつたきばむ) 今日は日帰りバスツアーで長野へ 「松茸小屋」で松茸三昧!という企画です 「松茸小屋」 松茸の産地で有名な信州上田 赤松林の松茸山にこの時期だけの松茸小屋が数件立ち並ぶそうです その山で採れた…

ハヤトウリ

二十四節気 霜降 七十二候は 霎時施(こさめときどきふる) 秋晴れの次は、1日中雨 秋の天気は目まぐるしく変わります 今日は木枯らし1号が吹きました スーパーの近所の農家の野菜コーナー 過去記事はこちら 野菜も夏から秋へ衣替えされています 「ハヤトウ…

秋茄子

二十四節気 寒露 七十二候は 菊花開(きくのはなひらく) コヤギ地方は昨日から冷たい雨 気温は11月下旬並みだそうです その前の日は日中28度 何を着れば良いのやら… 秋茄子がおいしい季節 本当は秋茄子の時期は晩夏から初秋 8月下旬から9月くらいでしょうか…

ハラペーニョ

二十四節気 立秋 七十二候は 蒙霧升降(ふかききりまとう) 相変わらずの曇り空 あちこちで急な雷と大雨 夏がないまま、もう夏は終わりでしょうか 近所の農家の無人販売 毎年夏のお楽しみは「ハラペーニョ」 あまりスーパーでは見かけませんが、これが本当に…

枝豆

二十四節気 立秋 七十二候は涼風至(すずかぜいたる) 暦の上では秋ですが、うだるような蒸し暑さ ただし空はどんより曇り空 いつも行くスーパーには周辺の農家の野菜コーナーがあります その時期のものしかないので季節の野菜が良く分かるんです 枝豆が最盛…

バジル

二十四節気 大暑 七十二候は大雨時行(たいうときどきふる) コヤギ地方はもうずっーと曇り空 まさか、このまま夏が終わっちゃう? 梅干しも干せないままいます いつも行くスーパーの近所の農家のコーナーに、やっとバジルが出てきました 過去記事はこちら …

家のサラダ

二十四節気 大暑 七十二候は桐始結花(きり はじめて はなをむすぶ) 梅雨が開けたとたん、どんより曇り空が続きます 天気予報で「戻り梅雨」と言っていました まさかずっとこんな天気じゃないわよね 早くカッーと暑い夏にならないかな やっぱりせっかくの夏…

青紫蘇

夏至の末候 半夏生(はんげしょうず) とあるお家の道路脇の花壇にこんな看板が 「よかったらしそどうぞ」 なんかうれしい~ さっそく嬉々として収穫 青々とした立派なしそです しそがタダで貰えたのもうれしいですが… 「旬の青紫蘇がこんなに成りましたよ」 …

らっきょう

二十四節気 夏至 七十二候は菖蒲華(あやめはなさく) 鳥取県から「らっきょう」が届きました 北条砂丘らっきょう 昨年食べておいしかったのでまたお取り寄せ 砂付きで新鮮な朝採れらっきょう パリパリ、しゃきしゃきなんです 洗って一個一個薄皮をむきます こ…

根曲がり竹

二十四節気 芒種 七十二候は蟷螂生(かまきりしょうず) カマキリも生まれているでしょうが、色々な虫も出て来ています 虫を見ると夏だなーと感じます 東北から根曲がり竹が届きました 筍の季語は夏 過去記事はこちら 初夏の味、根曲がり竹はまさに夏の筍です …

筍の季節

立夏の末候 竹笋生(たけのこしょうず) 筍は夏の季語 でも野菜売り場に筍が並ぶのは3月~4月 今はもう筍はありません 調べてみると 店頭に並ぶのはほぼ孟宗竹(もうそうちく)という品種、旬は3月4月 コヤギの思って いる筍はこれですね そのあと真竹、破竹など…