伊豆下田の旅〈3〉
七十二候は 雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)
引き続き下田の旅です
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昼食は「美松寿司」へ
三代続く老舗のお寿司屋さんです
こちらでのおすすめは下田の地魚にこだわった黒船寿司2200円
金目頭の煮付けは絶品です
お寿司を食べながら大将が下田の昔の話をしてくれました
「昭和40年代には芸者が150人いたんだよ」
その頃は港には船がたくさん使い出入りしていて、船乗りや多くの人で賑わっていた下田
「呉服屋も何件もあったけど、今はもう1件しか無くなったね」
観光のイメージが強かった下田ですが、そういう過去もあったんですね
美松寿司のシャリがとてもおいしいのですが、これは肉体労働のお客が多かったので味を濃いめにしている、と大将の弁
おいしいお寿司に大満足しつつ、下田の町の奥深さを感じなからお店を後にしました
繁栄と衰退、どこか懐かしさをかんじる町並みも「レトロ」なんて言う言葉では簡単に表現出来ません
誇りと意地、そして哀愁
下田の町がとても気になってきました
一泊二日の下田旅行
完全不完全燃焼
近いうちにまた来たいです!