鮎の塩焼き
芒種の初候
蟷螂生(かまきりしょうず)
暦の上での入梅は6月11日
コヤギ地方は昨日梅雨入りしました
今日は鮎を買いました
スーパーで買ったのでもちろん養殖です
早速塩焼きに
6月から鮎漁の解禁、まさに旬
コヤギの父親は鮎釣りが趣味でした
小さい頃よく言われたのが
「鮎は苔しか食べないから内臓も食べられる」
「鮎はスイカの匂いがする」
大人になった今でもそれの影響があります
鮎は内臓も食べます
良い香りがするような
ちなみに「たで酢」は鮎の塩焼きには必須
これは大人になって和食屋さんで鮎を食べて知りました
蓼食う虫も好き好きの「たで」です
蓼は独特の辛味があることからこのことわざが出来たそう
でも、誰が始めに気づいたんだか…
とってもとっても鮎に合います!
緑のきれいな色もこの時期にぴったり
梅雨はちょっぴり気が重いけど…
「この時期ならでは」を探すのも楽しいものですね
樫の木
「芒」とはイネ科植物の穂先にある毛のような部分のことだそう
稲などの穀物の種をまく時期
田植えの目安とされ、農家が忙しくなる季節
ここ3,4日は日差しはあるけれど、風が涼しく、湿気がなくて気持ち良い毎日
もうすぐ梅雨入り…
貴重な初夏のさわやかな日ですね
家の前にある古い農家の「樫の木」
今は若葉が生い茂っています
マンション5階建て位の高さ
樹齢何百年?
持ち主のおじいさんに聞いても確かな事は分からないとか
歳時記を見ると「樫若葉」は夏の季語
本当に青々として美しい
この木はコヤギの心のよりどころ
毎日見上げては話しかけたり祈ったり
毎年カラスの巣が作られます
最近子供のカラスが生まれました
「あ"ーあ"ー」と鳴いているからすぐ分かります
実はこの樫の木の下は「出る」とか
幽霊?亡霊?
タクシーの運転手さんの間では評判らしい
でもコヤギはこの木が大好き
部屋の窓からの眺め
いつもこの木が見える
季節や心持ちで違う景色に見えるのが不思議
なんでもそうですけどね
麦秋
小満の末候
麦秋至(むぎのときいたる)
麦秋(ばくしゅう、むぎあき)
麦の穂が実り収穫のときを迎える頃
麦にとっては収穫の「秋」を表現している初夏を表す季節の言葉
初夏なのに麦秋
言葉だけ聞くとまだ少しピンと来ません
麦が見たくて麦畑を探しましたが、近所にはありません
仕方ないので画像を検索
なるほど!
この黄金色はまさに「秋」の色
すんなり納得
昔々から日本人にとってこの色は秋の色
稲が実りの季節を迎える秋の色
教えられてないけど、確かにそう思います
黄金色の麦を見て、麦の秋と表現するのは当然なのかもしれません
色ってすごいですね
理屈や理由ではなく感じることができる
季節を感じる色をこれから探していきたいと思いました
青もみじ
七十二候は麦秋至(むぎのときいたる)
昨日から急に雷雨になる不安定な天気
今日もザーッと雨が降りました
雨があがったので近くの神社へ
参道に青いもみじが落ちています
和菓子のよう
もみじは秋の紅葉とばかり思ってました
初夏のもみじがこんなに美しいなんて
歳時記を探すと…
青楓というのが夏の季語にありました
かえではもみじと分類学上は同じ
秋に赤くなると紅葉(もみじ)と呼ぶとか…
楓と呼びたいのはやまやまですが、もみじと呼ぶ方がしっくりくるような
青いもみじで検索してみると…
京都では青もみじと呼んで、スポットと見頃情報を発信していました
京都の青いもみじは素敵でしょうね
でもお近くのもみじを見てください
青くて新鮮で緑の良い匂い
秋の紅葉(もみじ)とは全然違う魅力があります
もみじではなく、やっぱり今は楓と呼ぶ方がしっくりくるような気もしてきました
薔薇
七十二候は、紅花栄(べにばなさかう)
旅行に行っている間に季節が進んでいます
なんか毎日があっという間
意識しないと季節も通り過ぎていってしまう
駅までの道を変えてみます
とってもきれいな薔薇を見つけました
レンガ作りのおしゃれなアパートにぴったりの可憐でゴージャスな薔薇
この時期たくさん薔薇は見かけますが
花とお家が見事にマッチしているのが素敵
ここだけイギリスのお庭みたい
調べたら薔薇は夏の季語でした
春や秋のイメージもありますが、品種改良が進んで一年中見られます
薔薇は2万種類以上あって、何の種類なのか見分けるのは難しそう
おもしろいのは花言葉
薔薇の本数により違うんですって
贈り物にするとき調べてみるのも良いかも
駅までの道を少し変えただけで、イギリスの初夏の気分が味わえました
セブ島ビール事情
七十二候は
蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)
万物が生き生きと成長し、やがて天地に満ちあふれる時期
ただ今フィリピンセブ島セブシティです
昨日の記事はこちら
セブ島、草木は生い茂り、緑が美しい
様々な花や、実がなっています
ここは一年中「小満」のような季節なのかも
そんな南国フィリピンのビールをチェック
ビール大好きなコヤギ、旅行に来たらまずビールをチェックします
フィリピンのローカルビールといえば
「サンミゲル」
こちらはオーソドックスな「ピルセン」
サンミゲルの中では濃いめビール
ビールは瓶の蓋にサビがついている場合があるので、口を拭いてから飲むのかお約束
こちらは「ライト」
さっぱりして水のように飲みやすい
若い店員さんはこちらをイチオシ
どこに行ってもおもむろに瓶で出てきます
ちなみにグラスを頼むとなぜか氷を山盛り入れてくれます
?瓶のまま飲むのが良いのかも…
氷飲んでもお腹は大丈夫でした
こちらは「プレミアム」
置いてないお店もありますがあればこれがオススメ、おいしいです
ホテルのバーで注文しても瓶のまま出てきました
やっぱりその土地に行ったらそこのビールが一番!気温や料理、暮らし、人々の心持ちに寄り添っているのがお酒
その国を知るにはお酒を飲まないと始まりません(コヤギの場合)
そんなこんなでセブシティの夜も更けていきます