歳時記生活―旧暦のある暮らし―

旧暦のある暮らしに憧れて…二十四節季・七十二候を少し感じながら毎日過ごしてみたいと思います

魚介類

土用の丑の日

二十四節気 大暑 七十二候は 桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ) 今年はまだ梅雨が開けません それでも時々のぞく日射しは、痛いくらい強くて… もう夏がすぐ足元まで来ています 今日は土用の丑の日 土用の過去記事はこちら 土用の丑と言えばやっぱり「鰻…

二十四節気 夏至 七十二候は 半夏生(はんげしょうず) 半夏が生え始めるころ 「半夏」は「烏柄杓」(からすびしゃく)の異名。この頃までに田植えを終える目安とされてきました。 過去記事はこちら 日本の天気予報の的中率は世界でもトップクラスだそうです…

桜鯛

二十四節季 穀雨 七十二候は 葭始生(あしはじめてしょうず) ポカポカ暖かく明るい日差し 外を歩けばいたるところで花が咲いています たんぽぽ、つつじ、すずらん、ハナミズキ まさに春爛漫 スーパーでも春らしいものが並んでいます 春キャベツ、タケノコ、…

牡蛎のオイル漬け

二十四節気 大寒 七十二候は 鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく) 大寒も残すところもあとわずか この冬は風が吹く日が多くて、気温よりも寒く感じました 調べたら、風速1メートルで体感温度が1度下がるとのことです 木の葉が舞う程度だと風速5くらいなの…

ホタテの稚貝

雨水の末候 草木萌動(そうもくめばえいずる) 3月になりました 昨夜の春の嵐から一転、今日は昼間は20度まで気温が上がりました お休みだったので自転車でお買い物 風が強く前に進むのが大変 でも暑いくらいのポカポカ陽気 スーパーの魚売り場の前で、いつ…

寒ブリ(ソウルにて)

小寒の初候 芹乃栄(せりすなわちさかう) 引き続き真冬のソウルより 過去記事はこちら 「今の季節はブリがおいしいよ」 「韓国もブリを食べるの?」 「もちろんです」 韓国人の友人の一言でブリを食べに行くことになりました 場所は鷺梁津(ノリャンジン)水…

牡蠣

二十四節気 大雪 七十二候は 鱖魚群(さけのうおむらがる) 今年の師走は寒いです この時期おいしい「牡蠣」が届きました 職場の後輩が毎年送ってくれる「渡利牡蠣」 後輩のご主人の実家が、三重県熊野古道にも近い紀北町という所 白石湖で養殖される「渡利…

さんま

秋分の次候 蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ) あっという間に季節は過ぎます 家の周りにたくさんいた虫 〈虫の過去記事はこちら〉 ふと気がつくと、周りで虫を見なくなりました。 まさに暦通り 秋の始め、「虫がそろそろいなくなる頃」なんて季節をしっか…

半夏生

夏至の末候 半夏生(はんげしょうず) 本日は雑節の「半夏生」 半夏生は夏至から11日目にあたり、梅雨明け間近を次げる節目 雑節の過去記事はこちら 農作業を行う上で重要な意味を持つ雑節 「半夏生」は田植えを終える目安とされてきました。天候不順などで田…

入梅いわし

芒種の次候 腐草為螢(くされたるくさほたるとなる) 本日は「入梅」 雑節の一つで昔はこの日を梅雨入りの目安としていました 〈雑節とは〉 二十四節気と同じように季節の節目を表す日 主に農作業をもとに考えられた日本独自の歴日 ちなみに「入梅」は田植え…

鮎の塩焼き

芒種の初候 蟷螂生(かまきりしょうず) 暦の上での入梅は6月11日 コヤギ地方は昨日梅雨入りしました 今日は鮎を買いました スーパーで買ったのでもちろん養殖です 早速塩焼きに 6月から鮎漁の解禁、まさに旬 コヤギの父親は鮎釣りが趣味でした 小さい頃よく言…

あさり

二十四節気は春分 七二候は雀始巣(すずめはじめてすくう) 今日は冷たい風がぴゅーぴゅー 草木や生き物は春を感じているのに… コヤギはまたまたダウンを着こみます 春を探しにスーパーへ 毎日のご飯の食材を買いに行くスーパー 行くだけで季節を感じます 「今…