歳時記生活―旧暦のある暮らし―

旧暦のある暮らしに憧れて…二十四節季・七十二候を少し感じながら毎日過ごしてみたいと思います

青もみじ

二十四節気 小満

七十二候は麦秋至(むぎのときいたる)

 

昨日から急に雷雨になる不安定な天気

今日もザーッと雨が降りました

雨があがったので近くの神社へ


f:id:koyagi-saijiki:20170601222352j:image

参道に青いもみじが落ちています

和菓子のよう

もみじは秋の紅葉とばかり思ってました

初夏のもみじがこんなに美しいなんて


f:id:koyagi-saijiki:20170601235130j:image

 

歳時記を探すと…

青楓というのが夏の季語にありました

かえではもみじと分類学上は同じ

秋に赤くなると紅葉(もみじ)と呼ぶとか…

 

楓と呼びたいのはやまやまですが、もみじと呼ぶ方がしっくりくるような

 

青いもみじで検索してみると…

京都では青もみじと呼んで、スポットと見頃情報を発信していました

 

京都の青いもみじは素敵でしょうね

でもお近くのもみじを見てください

青くて新鮮で緑の良い匂い

秋の紅葉(もみじ)とは全然違う魅力があります

 

もみじではなく、やっぱり今は楓と呼ぶ方がしっくりくるような気もしてきました

 

 

 

 



 

薔薇

二十四節気 小満

七十二候は、紅花栄(べにばなさかう)

 

旅行に行っている間に季節が進んでいます

なんか毎日があっという間

意識しないと季節も通り過ぎていってしまう

 

駅までの道を変えてみます

とってもきれいな薔薇を見つけました


f:id:koyagi-saijiki:20170530143712j:image

レンガ作りのおしゃれなアパートにぴったりの可憐でゴージャスな薔薇


f:id:koyagi-saijiki:20170530152444j:image

この時期たくさん薔薇は見かけますが

花とお家が見事にマッチしているのが素敵

ここだけイギリスのお庭みたい

 

調べたら薔薇は夏の季語でした

春や秋のイメージもありますが、品種改良が進んで一年中見られます

薔薇は2万種類以上あって、何の種類なのか見分けるのは難しそう

 

おもしろいのは花言葉

薔薇の本数により違うんですって

贈り物にするとき調べてみるのも良いかも

 

駅までの道を少し変えただけで、イギリスの初夏の気分が味わえました

 

セブ島ビール事情

二十四節気小満

七十二候は

蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ) 

万物が生き生きと成長し、やがて天地に満ちあふれる時期

 

ただ今フィリピンセブ島セブシティです

昨日の記事はこちら

セブ島 - 歳時記生活―旧暦のある暮らし―

セブ島、草木は生い茂り、緑が美しい

様々な花や、実がなっています

ここは一年中「小満」のような季節なのかも

 

そんな南国フィリピンのビールをチェック

ビール大好きなコヤギ、旅行に来たらまずビールをチェックします

 

フィリピンのローカルビールといえば

「サンミゲル」
f:id:koyagi-saijiki:20170525230335j:image

こちらはオーソドックスな「ピルセン」

サンミゲルの中では濃いめビール

ビールは瓶の蓋にサビがついている場合があるので、口を拭いてから飲むのかお約束


f:id:koyagi-saijiki:20170525231230j:image

こちらは「ライト」

さっぱりして水のように飲みやすい

若い店員さんはこちらをイチオシ

どこに行ってもおもむろに瓶で出てきます

ちなみにグラスを頼むとなぜか氷を山盛り入れてくれます

?瓶のまま飲むのが良いのかも…

氷飲んでもお腹は大丈夫でした


f:id:koyagi-saijiki:20170525231550j:image

こちらは「プレミアム」

置いてないお店もありますがあればこれがオススメ、おいしいです

ホテルのバーで注文しても瓶のまま出てきました

 

やっぱりその土地に行ったらそこのビールが一番!気温や料理、暮らし、人々の心持ちに寄り添っているのがお酒

その国を知るにはお酒を飲まないと始まりません(コヤギの場合)

 

そんなこんなでセブシティの夜も更けていきます         

 

 

 

 

 

 

 

 

セブ島

 小満

蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)

 

立夏も過ぎ陽気も一段と良くなってきました

草木も満ち足りた気分でどんどん成長していく季節です

コヤギはこの輝く季節が大好き

 

…ですが、只今フィリピンセブ島です

会社の旅行で初めて訪れています

 

滞在場所はセブシティ

セブというとリゾートのイメージですが、セブシティはマニラに次ぐ大都市

あまりの人と車の多さと雑多な街並みに圧倒されています

リゾートの海は島に渡らなければなりません

 

フィリピンセブ島はもちろん常夏の国

季節がないのかと思っていました

でも実は今がsummerと言って一番暑い夏

4月5月と2ヶ月学校は夏休みだそうです

 

フルーツも一番美味しい季節

街中にもマンゴーの木がありました


f:id:koyagi-saijiki:20170524173019j:image

ホテルの朝食もたくさんフルーツが並びます
f:id:koyagi-saijiki:20170524174901j:image

やっぱり外はすごく蒸し暑いです

夕方大雨が降りました

南国に来ている実感

 

セブ島は次回も続きます

 

 

 

 

 

 

 

 

筍の季節

立夏の末候

竹笋生(たけのこしょうず)

 

筍は夏の季語

でも野菜売り場に筍が並ぶのは3月~4月

今はもう筍はありません

 

調べてみると

店頭に並ぶのはほぼ孟宗竹(もうそうちく)という品種、旬は3月4月

 
f:id:koyagi-saijiki:20170520232626j:image

コヤギの思って いる筍はこれですね

そのあと真竹、破竹などが出てきます

真竹は日本古来の品種で5、6月が旬

18世紀頃まではこれが日本の筍の主流だったようです

 現在ももちろんありますが、スーパーなどで流通はしていないそうです

 

 なるほど…

筍といえば春のイメージなのは、多く出回っている種類が春筍だから

昔は筍といえば初夏の味だったのですね

 

コヤギは今年まだ1回しか筍を食べてないな

本当にあっという間にで出て、あっという間になくなる 

コヤギが忙しいのか

筍が忙しいのか

 

でも実はこれから楽しみにしている筍が…


f:id:koyagi-saijiki:20170521000214j:image

根曲がり竹です

東北から毎年お取り寄せします

根曲がり竹のある地域では当然筍は夏のもの

心ウキウキ山に入って筍を探すのでしょう

 

そんなワクワク感も分けてもらいながら食べる根曲がり竹

これがほんと、おいしいんだなー

今年も待ち遠しい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

赤紫蘇

 

 

立夏、本日より七十二候は

竹笋生(たけのこしょうず)

 

今は苗を植える季節真っ只中、畑は大忙し

赤紫蘇の畑


f:id:koyagi-saijiki:20170516232649j:image

5日前に苗が植えられました

ここの赤紫蘇を毎年買っているコヤギ

もちろん梅干しを漬けるため

 

梅干しの過去記事はこちら

赤紫蘇の畑、今日行ってみると


f:id:koyagi-saijiki:20170516234349j:image

苗がこんなに育っています!

本当にすくすく伸びて気持ち良い

 

この中のどれがコヤギの梅干しになるのかな

ニヤニヤしながら赤紫蘇を見つめます

あと1ヶ月もしたらもう立派な赤紫蘇に…

 

この時期は毎年慌ただしい

筍もあっという間に竹になるし

短い旬のものがわんさか

そして保存食作り

 

楽しみなんだけど少しストレス

あれもこれも食べたいんだけど

捕まえるのが大変

 

コヤギが忙しいのか

自然が忙しいのか

 

さぁ!短い旬との戦いのスタートです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

柚子の花

二十四節気 立夏

七十二候は蚯蚓出(みみずいずる)

 

今年初めて蚊に刺されました

ミミズだけでなく、いよいよ虫達の季節

 

柚子の木に花が咲きました

白い可憐な花です


f:id:koyagi-saijiki:20170515203527j:image

うちの前の農家の柚子の木

過去記事はこちら

ほったらかしにされている柚子の木

花が咲いているのに、柚子の実が一つ

まだ残っています


f:id:koyagi-saijiki:20170515234337j:image

この実は何て思っているのか

「新しい花が見られて生きてて良かった」

「友達がどんどん腐って落ちていくのが

悲しい」とか?

 

コヤギはずっと見てますよ

あなたのことを…

応援したり、心配したり

そして一番楽しみにしていますよ

また今年の柚子の実を